1560馬力のV8ツインターボ。時速100kmまで1.9秒の怪物ビーストX

フルタイムAWDと専用設計の6.2リッターエンジンで完全武装した世界限定5台のアメリカンハイパーカー

カリフォルニア州のレズヴァニ・モーターズが、最高出力1560馬力を叩き出す新型ハイパーカー「ビーストX(BEAST X)」を発表した。静止状態から時速約96.5km(0-60mph)までわずか1.9秒で到達する驚異的な瞬発力を誇る。ドライバーの五感へ直接訴えかけるパフォーマンスを追求した、世界限定5台のメカニズムを紹介する。

鍛造パーツで強化された6.2リッターV8ツインターボエンジン

ビーストXの心臓部に鎮座するのは、専用設計された6.2リッターのV型8気筒ツインターボエンジンだ。1560馬力と1735Nmという圧倒的なトルクを叩き出すため、内部構造は徹底的に強化されている。鍛造スチール製クランクシャフトをはじめ、鍛造Hビームコンロッド、鍛造2618アルミニウムピストンを採用した。シリンダーヘッドはCNCポート加工によって吸排気効率を極限まで高めている。

ギャレット製の58mmセラミックボールベアリング水冷ツインターボチャージャーを2基搭載し、インコネル製エキゾーストバルブや専用設計のカムシャフトを組み合わせることで鋭いレスポンスを実現した。インテークマニホールドのカバーは、オーナーの好みに合わせてパウダーコート塗装のカラーを選択できる。

レズヴァニ ビーストX

1560馬力を路面へ伝える8速DCTとフルタイムAWDシステム

超絶パワーを路面に伝えるため、ビーストXは強化された8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)と、インテリジェントなフルタイムAWDシステムを組み合わせている。この緻密な駆動系が4つのタイヤを確実にアスファルトへ食い込ませることで、0-60mph加速わずか1.9秒のロケットスタートを可能にしている。

アグレッシブに造形されたボディは軽量なカーボンファイバーで構成されており、車両重量は1485kgに抑えられた。すべてのダクトやエアロパーツは、超高速域でのスタビリティ向上と強烈な熱を発するエンジンの冷却という明確な機能美を持たせて設計されている。

レズヴァニ ビーストX

妥協なきビジョンを体現する世界限定5台のコレクターズアイテム

レズヴァニ・モーターズのCEOであるフェリス・レズヴァニ氏は次のように語っている。

「妥協なく設計された、間違いなくアメリカンだと感じられるハイパーカーを作りたかった」

その言葉通り、専用設計のパワーユニットとAWDシステムによって1560馬力の出力を確実に路面へと伝える機能性を備え、ドライバーとマシンの物理的な繋がりを重視した設計がなされている。

この妥協なきビジョンを体現するビーストXは、世界でわずか5台のみが生産される。デリバリーは2027年の初頭から半ばにかけて開始される予定となっており、現在は1500ドル(約22万円)のデポジットで予約を受け付けている。ハイパーカーとしての確かなメカニズムと圧倒的な数値を兼ね備えた、希少な内燃機関モデルである。

■車両情報

ベース車両:独自開発(レズヴァニ・モーターズ製)
生産台数:世界限定5台
エンジン:6.2リッターV型8気筒ツインターボ
トランスミッション:8速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)
駆動方式:フルタイムAWD
最高出力:1560hp
最大トルク:1735Nm(1280lb/ft)
0-60mph加速:1.9秒
車両重量:1485kg(3275ポンド)
ボディ素材:カーボンファイバー

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レズヴァニ ビーストX:ディヘドラルドアを跳ね上げた姿は、停止状態でも周囲を圧倒するオーラを放つ