
エアダスターなんて、どれを使っても同じでしょ? そんなふうに思っていた時期が、僕にもありました。PCのホコリを飛ばしたいなら缶タイプのエアダスターをシュッと吹けばいい。もっとラクしたいなら、USB充電式の電動エアダスターを買えばいい。どちらもちゃんとホコリは飛んでくれるし、「わざわざ大げさなものを買う必要なんてない」と思っていたわけです。
ただ私、最近最強だと思えるエアダスターを見つけてしまいました。見た目からして「掃除をするための家電」というより、「風で全部吹き飛ばしてやるぜ!」という気合いがスゴい。そして、「コード式」という潔さも個人的には推したい製品です。
缶スプレーでもない、充電式でもない。だが、それがいい。そんな割り切りが妙に気持ちいい。それがユニットコムの「電動ハイパーエアダスターII(UNI-AD02)」です。最大の魅力は、“爆風”かつ無段階調整という点。加えて、5種類のノズルまで付属しています。
ここまで来ると「エアダスター」というより、家に1台置いておく“風の万能工具”だと感じます。
充電不要で延々使える、最強の「風の万能工具」
【推しポイント1】
缶スプレーでも充電式でもない。3mコード式だから
思い立った瞬間から延々使える
エアダスター選びで意外と面倒なのが、「使いたいときに使えない」問題です。
缶タイプなら残量が気になります。何台もPCを掃除していたら、途中で「あれ、もう出ないじゃん」となることもあります。使い終わった缶は分別ゴミの対象。これ、出すのいつだっけ?
充電式だと、今度は久しぶりに使おうとしたらバッテリーが空っぽ。掃除を始める前に充電待ち……なんてことも。特に、せっかく掃除をしようという気になったのに、その出鼻をくじかれるのは致命的です。その時点でまた今度、となりかねません。
そこで電動ハイパーエアダスターIIです。本製品はAC電源に接続して使うコード式。しかも全長約3mの電源コードを備えているのです。電源さえ確保できれば、バッテリー残量を一切気にせず使えます。メーカーも「残量を気にせず、すぐに使用できる」ことを特徴として挙げています。
「コードがあるなら取り回しが悪いんじゃない?」と思うかもしれません。たしかに、完全ワイヤレスの電動エアダスターと比べれば、コードの存在が気にはなるかもしれません。でも、PCの掃除をする場合、そもそもデスク周辺にはコンセントがあります。3mあれば、机の上からPC本体、キーボード、モニター周辺までかなりカバーできます。
ちょっとした取り回しの不自由さより、むしろコード式だからこそ、パワーを気にせずガンガン使い倒せるメリットのほうが大きいと思えるのです。「今日はPCだけ」ではなく、「ついでにキーボードも、棚も、窓のサッシも」と掃除を始めたら、気付けば家中を吹いている。そんな使い方ができるのが、この製品の頼もしいところでしょう。
「充電」というワンクッションを排除して、「使いたいときに使う」。この潔さ、個人的にはかなり好きです。
【推しポイント2】
最大風速48m/s!しかも無段階調節だから、弱くも強くも自在に使える
この製品の主役は、やっぱり風です。
電動ハイパーエアダスターIIは、約20~48m/sの風速に対応し、風量を無段階で調整できます。最大の48m/sという数字だけを見ると、とにかく強烈。時速に換算すれば約173km/hなので、「特急電車が横を通過するくらいの風」と考えると、その勢いがなんとなくイメージできるはずです。
もちろん、これはあくまで風速の話。風量そのものが膨大というわけではないので、当たり前ですが人間が吹き飛ばされるようなことはありません。
重要なのは、最大風速の数字だけではありません。無段階で調整できることこそ、この製品の使いやすさにつながっています。
例えばキーボードの表面に軽く積もったホコリなら、いきなり最大パワーにする必要はありません。弱めの風からスタートして、様子を見ながらダイヤルを回していけばOK。一方、PC内部やファン周辺に溜まった頑固なホコリを吹き飛ばしたいときは、一気にパワーアップ。対象物に合わせて風をコントロールできます。
この「強いけど、強さを選べる」というのがポイントです。
電動エアダスターは、強力なモデルほど「とにかく全開!」という製品もありますが、掃除する場所によっては強すぎることもあります。その点、本製品なら必要な分だけ風を出せる。しかもAC電源なので、バッテリー残量によるパワーダウンを気にする必要もありません。
ホコリを見つけたら、ダイヤルを回して「ブオォォォッ!」。この感覚がなかなか気持ちいい。掃除を義務ではなく、ちょっとしたストレス解消イベントに変えてくれるマシンです。
【推しポイント3】
5種類のノズルで、掃除だけじゃない。空気入れとしても使える
電動エアダスターという名前からすると、「ホコリを吹き飛ばすだけの道具」と思ってしまいます。でも、電動ハイパーエアダスターIIは、それだけではありません。
本体には5種類のノズルが付属しており、用途に合わせて使い分けられます。さらに、付属の3連ノズルを使えば、浮き輪やビニールプール、エアーマットなどの空気入れとしても使用可能。つまり「吹き飛ばす」だけではなく、「空気を送り込む」こともできるわけです。
もちろん、個人的には「海やプールにまで、わざわざこれを持っていくか?」と言われると、たぶん持っていきません。約670gある本体を抱えてレジャーに行くより、普通の空気入れを使ったほうが気楽でしょう。
ただ、家で使うことを考えると話は変わります。
夏場にビニールプールを出したとき、エアーマットを膨らませたいとき、あるいは収納していた浮き輪を使いたいときなど、「空気を入れる」という作業は意外と面倒です。そんなときに、普段はPC掃除に使っているエアダスターがそのまま空気入れになるのは便利。わざわざ用途ごとに道具を増やさなくてもいいわけです。
そしてノズルが5種類あるので、掃除でも使い分けができます。広い面を吹く、狭い場所に風を送り込むなど、対象に合わせて先端を変えられるのは実用的です。
「エアダスターを買ったのに、掃除以外でも使える」。このちょっとしたお得感。メイン用途はあくまで掃除ですが、家に置いておけば「あ、これにも使えるじゃん」と出番が増えていくタイプの道具です。
【まとめ】エアダスター論争、結局「コード付き」が正解だったりする
電動ハイパーエアダスターIIの魅力をひと言で表すなら、「遠慮なく使える強力なエアダスター」。約20~48m/sの風速に対応し、無段階で風量を調整できるので、キーボードの軽いホコリからPCまわりの頑固なホコリまで、状況に応じて風を使い分けられます。
一方で、約670gという重量や電源コード、強力な風による取り扱いには少しクセがあります。とにかく軽く、コードレスで、サッと使えるものを探しているなら、別の選択肢もあります。
でも、「とにかく強い風でホコリを吹き飛ばしたい」「充電残量を気にせず掃除したい」「PCを定期的にメンテナンスしている」という人なら、この割り切りはかなり刺さるはず。
エアダスターは、強ければ強いほどいい、という考え方もありますが、もちろんそれだけが正義というわけでもありません。でも、強い風を好きなだけ使えるという単純明快な気持ちよさは、一度味わうとクセになる。エアダスターの答え、私の回答は「一周回ってコード式」です。
缶スプレーでもない。充電式でもない。だが、それがいい。そんな“漢のコード式エアダスター”を探しているなら、かなり推したい1台です。
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