しくじり先生俺みたいになるな」にギター侍で知られる波田陽区さんが出演しました。波田さんは、ギター侍のネタで「エンタの神様」に出演しブレイクを果たします。このギター侍のネタは、キャラクターを模索している中で、あみだしたものの一つだったようです。それが「エンタの神様」のスタッフの目にとまり、番組出演をすることでブレイクへとつながります。

小さいライブにもカメラ

エンタの神様」はこれまでのお笑い番組とは異なる作り方がなされていました。事務所のプッシュする芸人を順繰りに出していくのではなく、ネタやキャラクターの面白さにスポットを当てます。そのため、どんな小さいライブにも「エンタの神様」のカメラが入っていたり、スタッフがおり、気になる人間に声をかけていたようです。そのため、事務所の力関係を越えて、生え抜きの芸人がピックアップされていたのです。その中には無名時代のサンドウィッチマンもいました。

お仕着せ?

さらに、テレビで放送できないような芸をやっている人をピックアップして、穏当なキャラクターへ変えられるということもあったようです。コアなお笑いファンからは「芸人殺し」とも批判されましたが、人気が出てナンボ、わかりやすくてナンボという考え方も一方にあります。「エンタの神様」の是非をめぐる論争には現在に至るまで結論が出ておらず、永遠に出ることはないだろうということは言えるでしょう。

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