
韓国では「ウリナラ地図」と呼ばれる独自の世界地図が教育現場で使われている。 この地図では、日本列島が異様に小さく描かれている。現実には日本の国土は韓国の約4倍に及ぶが、韓国人の目には狭く見えるらしい。 もっとも、韓国内だけで使われる分には、間違った教育を受けるのは韓国人自身であり、日本としては痛くもかゆくもない。「どうぞご自由に」といったところだ。
世界標準の地図はメルカトル図法を用いている。これは各国の面積を正確に投影する方式だが、地球が球体であるため緯度が高いほど国土が大きく見えるという欠点がある。 しかし、日本と韓国はほぼ同緯度に位置しており、メルカトル図法の影響ではない。ウリナラ地図を見れば、意図的に日本を小さく描いていることが一目瞭然だ。
笑い話のような実例もある。平昌オリンピックの際、韓国の公式資料に掲載された地図から日本列島がまるごと消えていた。 韓国人の頭の中で日本を“存在しない国”にしても、現実には日本選手団が参加し、メダルを取れば日の丸が韓国国内で掲げられる。 それでもなお、教育によって「ウリナラ地図こそ正しい」と信じる国民は少なくない。韓国政府はこの問題に沈黙を貫いている。
日本に旅行や留学で訪れた韓国人が、実際の日本の広さに驚くという話もある。 「地図で見たよりずっと大きい」と口にする彼らの表情は、教育の歪みを物語っている。 韓国に多くの留学生が集まるのは、学力よりも費用の安さが理由だという現実も見逃せない。
地図上で日本をどれほど小さく描こうと、現実の日本は消えない。 そして、他国を貶める教育をしても、日本人の心の広さまでは縮められない。 ウリナラ地図が示すのは、地理ではなく――国民心理の縮図なのかもしれない。

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