ひまわりの種、まき貝の螺旋、ピラミッド金閣寺、ピアノの鍵盤配列...... そしてわたしたちの暮らしに身近なTwitterの画面構成やiPodなど、なんとなく「ああキレイだなぁ」「しっくりくるなぁ」と感じている形や配列には、実は共通した秘密があります。

それは、フィボナッチ数列という、特別な比率。

この数列は、芸術作品だけではなく、株やトレーディングの世界での予測にも用いられているとか。
 

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シュタイナー学校においても図形を体感できる授業が大切にされていますが、誰でもこのフィボナッチ数列を体感できるおもちゃを発見しました。

その名も「フィボナッチ・タワー」。

わずか30分ほどで、不思議なフォルムのタワーを誰でも簡単に組み立てることができちゃいます。



「フィボナッチタワーの部品につけられた番号に注意すると,目がたどる螺旋はすべて〈フィボナッチ数〉で構成されていることがわかります。

1・1・2・3・5・8・13・21

それぞれの数が,先行するふたつの数を足したものになっているという性質を持つというのがフィボナッチ数列です」



学生の時に数学の授業がほんとうに苦手で、幾何学についてはちんぷんかんぷんなわたしですが、「キレイだなぁ!」と素直に右脳で感動しちゃえばOKなんだ! と最近気づきました。みなさんも、美しく不思議な数学の世界をぜひ体感してみてくださいね。


[フィボナッチタワー 海猫屋、きよおと-KiYOTO、黄金比

(高木恵子)