スーパー戦隊シリーズ”40作目となる2月14日(日)スタートの「動物戦隊ジュウオウジャー」(テレビ朝日系)の制作発表会見が1月23日、都内で行われ、中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香という5人のジュウオウジャーと、寺島進が登壇した。

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ジュウオウジャーの5人が初々しいあいさつを交わす中、大和(中尾)の叔父で少しエキセントリックな動物彫刻家を演じるベテラン俳優・寺島は「きょうは雪の降りそうな寒い中、こんな5人の新人のために来ていただいてどうもありがとうございます! まぁどうぞお手柔らかにお願いします」と、余裕たっぷりに5人をフォロー。

しかし、マスコミ向けの「お手柔らかに」という言葉とは裏腹に、自らは終始寺島節をさく裂!

毎回動物の着ぐるみを着て演技するという役ということで「着ぐるみと言えばビートたけしさん。毎週何かの番組で着ぐるみを着ていますけど、今回はこの仕事を頂いて、打倒・ビートたけしさん!という思いで、撮影に臨んでいます。たけしさんがとても嫉妬する作品になることは間違いないです。40周年ということで、最高傑作になること間違いないと思います!」と、堂々と大先輩へ宣戦布告した。

また、一緒に登壇していたジュウオウジャーたちの堂々たる受け答えに「しっかりしているなあ」と感心しつつ、「早く天狗になってくれないかな。そしたらバシッとシメるのに! 早く天狗になれ!」と怖い一言で、新戦隊たちをけん制。

かと思えば、以前ヒーローのスーツアクターをしていたという過去の話も。「さっきもスーツアクターの人がいらしていまして、30年前くらいに鬼怒川の温泉でショーをやったメンバーとか、昔百貨店の屋上でそういうショーをやったときの懐かしいメンバーもいました」と明かす。

続けて「実際今55歳の人とかまだ現役でレッドをやっていますからね。いまだに体形を維持して頑張っている人たちがいるということを感じで、その人たちの仕事に恥じないように臨んでいきたいな。当時は、ブラジャーをしてピンク(の中)に入っていました。ブラは自分で買いに行きましたよ(笑)。水色の、Cカップのやつ」と語ると、会場は爆笑に包まれた。

「動物戦隊ジュウオウジャー」の会見に登壇した寺島進