彼氏に振られる形で別れてしまった時、ショックで、「私の何がいけなかったの?」と、色々なことを考えてしまいますよね。こんな時は一度冷静になって、振り返ることが大切。
今回、相手に振られる形で別れたものの、今では完全に吹っ切れて新しい恋をしている人に、過去の恋をどのように振り返り、反省して次に進んだのか訊いてみました。


1.相手を好きだと錯覚していた

「3年付き合った彼に、『お前がのことがよく分からない。もう別れたい』と言われてしまって。その彼とは、彼からの告白で付き合い始めたんですが、彼が何でもリードしてくれていたので、それに甘えていたなぁと思って。それと同時に、私は彼に好かれることに慣れてしまって、果たして本当に彼のことを好きだったのかな?と思って。やっぱり、自分から好きになった相手じゃないと付き合っちゃいけないと気づきました。」(デザイナー/25歳)
相手からの告白で「好きだと錯覚」して付き合ってしまうパターン。相手からの積極的なアプローチで「私も好き!」と自己催眠にかかってしまうのですが、相手も次第に冷静になってくると、あなたの想いが少ないことに気づき、うまくいかなくなります。
好きだと勘違いしたまま付き合うのは、相手にとっても、自分にとっても不幸なことです。


2.尽くしすぎることに気付いた

「以前の私は、付き合う相手に尽くすタイプでした。彼のためにお弁当を作ったり、彼が欲しいと言ったものを買ってサプライズでプレゼントしたり。それで相手が調子に乗って、結局捨てられてしまうことがよくありました。振られた後、彼のために時間を使いすぎて自分の時間が無くなり、女性としての魅力が半減していたことに気づいたんですよね。尽くし過ぎは良くないと気づいたことで、新しい恋に進むことができました。」(経理/26歳)
相手に尽くすのは決して悪いことではありませんが、あまりにやりすぎると、相手によっては調子に乗ってしまい、彼女をないがしろにする場合も。
飴と鞭という言葉のとおり、飴ばかり与えていては相手のためにも自分のためにもなりません。きちんと使い分けできるようになりましょう。


3.彼の言いなりになっていた

ずっと好きだった彼に何度もアタックしてようやく付き合ったんですけど、彼のペースに何でも合わせていました。『彼のやりたいことが自分のやりたいこと』って感じになって、『一緒にいてもつまらない』と結局振られてしまったんです。彼に嫌われたくないだけだったんだと後で気づいて、もっと自分の意思表示をしないといけないなと反省しました。今の彼とは、お互いの気持ちや意思をきちんと話し合うようにしています。」(21歳/学生)
好きな相手に合わせたいと思う気持ちは分かりますが、やりすぎると主体性がないと思われます。
この場合のように、自分が好きで何度もアタックした相手だからと気おくれしてしまっては、本当の意味での恋人にはなれません。自分の意思をはっきり相手に伝えることで、お互いの理解が深まりますよ。


4.ワガママばかり言っていた

「以前同棲していた彼は、料理や洗濯も彼がやってくれて、デートや旅行も私が行きたいところを優先してくれていました。いつも私のやりたいようにやらせてくれていたので、それが彼にとって幸せなんだと勘違していました。でも、本当は負担になっていたみたいで、ある日突然振られてしまって…。振られた後、ワガママを言いすぎてたと反省しました。今の彼にはあまりワガママを言い過ぎないように気を付けています。」(歯科助手/24歳)
相手が優しいからと言って、自分のやりたいことばかりを優先するのはよくありません。どんなに相手が自分に合わせてくれていても、相手にだって意思はあるのです。
相手をリードするのとワガママを言うのとは違います。穏やかで優しい相手であっても、きちんと相手の意思を尊重するようにしましょう。


おわりに

今回取材した人たちは、振られてしまった原因を探って反省し、次の恋へと進んでいました。
恋愛で同じ失敗を繰り返してしまう人は、一度自分の恋愛を振り返り、うまくいかない原因を見つけて次につなげましょう!(恋愛エステティシャン桜子/ライター)
(ハウコレ編集部)

「何がいけなかった?」失恋を次の恋愛につなげるための「反省」