映画化された『ハリー・ポッター』シリーズの原作者で同シリーズのスピンオフ『ファンタスティック・ビースト魔法使いの旅』(今冬公開予定)では初めて脚本を手掛けたJ・K・ローリングが、そのスピンオフにも関連するという短編『Magic in North America(原題)』をシリーズ専門サイトPottermoreでリリースすると発表した。

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 現地時間7日に発表されたPottermoreのプレスリリースによると、『Magic in North America』は4部構成で第1部のタイトルは『History of Magic in North America(和訳:北米での魔法の歴史)』。3月8日14時(現地時間)に第1部をリリースした後は、毎日同時間に次の部を1部ずつリリースし、11日には全4部が出揃う形になるという。

 同作の詳しい内容は明かされていないが、本国イギリスやアメリカでは今年11月に公開が予定されている『ファンタスティック・ビースト魔法使いの旅』に関係しつつ、映画の中では描かれない部分を掘り下げた内容も含まれるとのことだ。同サイトでは映画の公開までに読むことを薦めている。

 映画『ファンタスティック・ビースト魔法使いの旅』は1926年ニューヨークが舞台。映画『博士と彼女のセオリー』(15)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが、本作の主人公、ホグワーツ魔法学校の卒業生で魔法学者のニュート・スキャマンダーを演じる。

「ハリー・ポッター」の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』場面写真(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED