4月2日(土)からスタートするフジテレビ系“オトナの土ドラ”枠の新番組「火の粉」(毎週土曜夜11:40-0:35)の制作発表会見が都内で行われ、ユースケ・サンタマリア、優香、伊武雅刀の3人が登壇。重厚な心理サスペンスらしからぬ、ユースケらしい爆笑会見が繰り広げられた。

【写真を見る】作品に対する自信を語るユースケ

会場に登場したユースケがあいさつ中に、「僕はうそが嫌いなんです。今回のドラマはすごく面白いです!」と言うと、会場からは早速大きな拍手が。「最初に台本をもらったときから面白くて『ぜひやらせてくれ』って言いましたし、5話まで読んだときには『このドラマ、化け物だ』って思いましたね」とその入れ込みぶりを語った。

一方、優香は「ユースケさんはうそが嫌いと言っていましたけど、現場ではほとんどうそをついています」と暴露。ユースケが「うそじゃないよ。デタラメとか冗談なの! 誰も傷つかないでしょ?」と弁明すると会場からは笑いが起こった。

すると、優香は「でもそれがデタラメなのか本当なのか、差がよく分からないんですよ。乗っかったら『乗っからないで』って言われるし(笑)。どうしていいか分からないまま今もいるんですけど、現場はとっても楽しく撮影が進んでいます」と話し、現場の雰囲気の良さをうかがわせた。

また、自身が演じる役柄についての話では、伊武が「台本を読むにつれて、人格が壊されそうな勢いで、この物語の中で俺の役が一番情けない役なんじゃないかと思ってきて。あした撮影のところなんか、やりたくないんですよ(笑)」と語り、役柄の意外な本性(?)と本音を告白。

そして、ユースケは作品の見どころを聞かれると、「これが『つまらない』とか評判が悪かったらそれは世間の方がセンスがないってこと! それくらい、このドラマはレベルが高くて面白いドラマです。この作品はある意味、僕や共演者、スタッフからの世間に対する挑戦状と思ってもらって結構です」と作品に対する並々ならぬ自信を明らかにした。

「火の粉」制作発表会見に(左から)優香、ユースケ・サンタマリア、伊武雅刀が登壇