ヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグが5日に行われ、ビジャレアルリヴァプールに敵地で0-3と敗戦。2試合合計で1-3となり、決勝進出を逃した。試合後、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督がインタビューに応え、コメントをイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。  試合は、7分にスペイン代表MFブルーノ・ソリアーノのオウンゴールリヴァプールにリードを許す。63分にはイングランド代表FWダニエル・スタリッジのゴールで引き離されると、71分にはスペイン人DFビクトル・ルイスが2枚目のイエローカードをもらい退場。その後さらに1点を追加されたビジャレアルは0-3と完敗を喫し、準決勝での敗退が決定している。  マルセリーノ監督は「あれだけ熱心にプレーしてくるチームを相手にするのはタフだったよ」と試合を振り返り、「リヴァプールはベストな状態だった。それ以外に言うことはない。彼らの方が優れていたということ」と対戦相手に称賛の言葉を送っている。  その一方で「判定が両チームに平等だったとは思わない」などと主審を批判。「退場者が出た時点で、ほとんどゲームオーバーだったね」と悔しさをにじませた。  ビジャレアルは次戦、8日にリーガ・エスパニョーラ第37節でデポルティーボをホームに迎える。

ビジャレアルのマルセリーノ監督は試合後、レフリーへの不満をあらわにした [写真]=Getty Images