漫画、アニメ、映画、多数のゲームに実写化、さらにはミュージカル化と、多岐にわたりメディア展開される『テニスの王子様』。そんな人気作から、頼れる先輩、氷帝学園レギュラー陣唯一の“普通っぽい雰囲気”を持つ「宍戸亮」。今回はそんな「宍戸亮」の、悔しい思いも努力で乗り越える力強さと魅力についてご紹介させていただきます。


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宍戸亮とは?(テニスの王子様シリーズ)
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■鳳との先輩後輩を超えた友情、仲間との絆!

 宍戸くんの最大の魅力。それはやはりその優しさと友情にあると思います。幼馴染の「日向岳人」や「芥慈郎」に対してももちろんですが、やはり都大会決勝でダブルスを組んだ「鳳長太郎」との先輩、後輩の域を超えた信頼関係とその友情は特別なものだと思います。

 都大会決勝で、得意のサーブをミスするように誘導された鳳にかけた宍戸くんの「長太郎、なんも気にすんな。いつも通りやれば絶対入る!」との喝。それに応えるように必死でサーブを打つ鳳。2人の信頼関係に胸が熱くなったものです。

■レギュラー落ちと努力の日々

 都大会のある試合で負けてしまう宍戸くん。それまで自分の強さを疑わず、絶対に負けないと思っていた彼でしたが、負けて準レギュラー落ちを監督から言い渡されてしまいます。それまで長髪だった髪を監督の前でバッサリと切り頭を下げ、部長跡部からの後押し、後輩鳳からの口添えもあり、レギュラー復帰する宍戸くん・・・ですが、それだけで終わらないのが彼の強さ。このままではだめだと立ち上がり、後輩鳳のサーブを全身で食らうという斬新な練習方法で足を強化。がむしゃらに努力する姿には感動しました。

■友情を形に、キャラソン1stシングルは2人で

 『テニスの王子様』と言えば、そのイケメンキャラたちの歌うキャラクターイメージソングが大きな魅力のひとつ。もちろん、宍戸くんもたくさん歌っているのですが、中でも宍戸くんと鳳で歌う1stシングル「brandnew days」という曲を、是非みなさんに聴いて頂きたい。

 散々彼の魅力を語ってきましたが、宍戸くんの最大の魅力、それはその熱い友情と、鳳との信頼や夢を描いていくところにあると思うのです。そんな2人の友情や関係を集約しているのがこの1stシングル。歌詞にはたくさんの想いが込められており、聴いているだけで2人の友情に浸ることが出来る素敵な楽曲です。

■演じるのは鉄道ファンあの方

 宍戸くんを演じるのは楠田敏之さん。珍しい経歴の持ち主としても有名な彼は、サラリーマンを経験してから声優になり、デビューしたのがこの宍戸くん。『テニスの王子様』をきっかけにアニメ声優としてだけでなく、舞台にも出演するようになった楠田さんの素晴らしい演技力や声もまた、「宍戸亮」の大きな魅力のひとつなのは間違いありません。

 『新・テニスの王子様』の連載もあり、まだまだ人気の落ちない『テニスの王子様』。その豊富なイケメンキャラクター1人1人が本当に個性豊かで、たくさんあるイメージソングもまた大きな魅力のひとつ。作品をご覧になるとともに、是非キャラソンの方も聴いてみてください。魅力倍増間違いなしです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:西村茉莉(キャラペディア公式ライター)

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