1stアルバムの発売や限定ライブ開催も決定

 『刀剣乱舞-ONLINE-』を原案とするミュージカル作品“ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~”が、本日2016年5月27日(金)より東京・ AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕! 初回公演に先駆けて、関係者・マスコミ向けのゲネプロ公演が開催された。

【画像15点】「ミュージカル『刀剣乱舞』本格出陣! 刀剣男士が公演中に“レベルカンスト”を目指す!?」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)

 『刀剣乱舞-ONLINE-』の“2.5次元化”はミュージカルストレートプレイの2作品が進行しており、本作はネルケプランニングが制作を手掛けるミュージカル版。2015年秋にトライアル公演が上演され、今回待望の本公演が幕を開けることとなる。

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 ミュージカル版は、芝居と歌を織り交ぜた第1部ミュージカルパートと、刀剣男士たちがアイドルさながらに歌って踊る第2部ライブパートで構成されるが、本公演の開催にあたって新曲も追加。東京を皮切りに、大阪、京都と3都市で上演される予定だ。

 ゲネプロ公演前に行われた囲み取材には、“刀剣男士”たちと、演出を務める茅野イサム氏が参加。本公演にかける意気込みを語った。

黒羽麻璃央(三日月宗近役) 今回の顔合わせのときに、茅野さんから「お前たちはずっと俺の第一部隊だ」と、うれしい言葉をいただきました。今回観に来ていただく審神者の皆さんにも、同じことを思っていただけたら刀剣男士として幸せです。いいパフォーマンスができるよう、日々がんばっていきたいと思います。

北園涼(小狐丸役) トライアル公演で芝居、歌、ダンス、すべて悔しい思いをしてきたので、今回の本公演では、トライアル公演以上の小狐丸を、舞台上でゆるりと表現できたらなと思います。

崎山つばさ(石切丸役) いまは世界が日本に注目している瞬間。このミュージカル『刀剣乱舞』も、日本の刀が戦士の姿になったものなので、日本人の誇りとして世界に発信できるような舞台にしたいです。全身全霊で励んでいきます。

佐伯大地(岩融役) トライアル公演から約半年間空いて、この6人を始め、カンパニー全体が楽しみにしてきた本公演をついに迎えることができて、非常にうれしく思っております。みんなで力を合わせてチームワークを見せつけてやろうと思うので、楽しみにしていてください。

大平峻也(今剣役) 本公演に向けて、義経のことを調べたり、鞍馬寺にも行きました。トライアル公演よりも、歌、ダンス、殺陣、もっともっと深く重い作品にできたらなと思っています。前回よりもチームワークが強くなっていますので、全力でみんなで突き進んでいきたいです。

佐藤流司加州清光役) 隊長として、責任を感じながらトライアル公演からやってきましたが、個々それぞれが半年間でとっても成長しましたし、三条らしい自由なところもあります。トライアル公演以上に楽しい作品、そして刀剣という、、人ならざるものが演じる美しい人間ドラマのようなものを見せられたらいいなと思います。2部のライブに関しても、戦とは別のアプローチで戦う刀剣男士が、この半年間でどれほど成長しているのかというのを、しっかりお見せできれば。

茅野イサム氏(演出) 本公演をやるにあたり、一度全部分解して、磨き直してきました。舞台セットや映像も“違うな”と、すぐに感じていただけると思いますし、1部はミュージカルシーンを増やしています。2部は新曲も入れています。いろいろなところをブラッシュアップ、スケールアップしましたが、いちばん僕が自信を持ってよくなったなと思うのが、彼らの戦闘力。前回もすごくお客様に喜んでいただけましたが、彼らもっともっとできるはずだということで、この半年間、稽古が始まる前にそれぞれレッスンを積んで、スキルアップしてきました。前回がレベル50くらいだとしたら、今回は80くらいまで上がっているのではないかと(笑)。公演中にカンストしてくれたらいいなと思っています(笑)

 またミュージカル『刀剣乱舞』の最新情報として、本作に登場する“刀剣男士 team 三条 with 加州清光”の面々の1stアルバムが、8月10日(水)に発売決定。シングル2作品に収録される録り下ろし音源20曲のほか、トライアル公演で人気を博した「mistake」、ほか3曲の計24曲が収録される。さらに公式ファンサイトのプレミアム会員限定ライブが、7月16日(土)~18日(月・祝)、東京・赤坂ACTシアターで開催されることも決定した。こちらはプレミアムライブ(45分)に加えて、刀剣男士によるお見送り会も予定されているとのこと。

 つぎのページでは、第2部のライブパートを含む劇中カットを交えて、本公演をリポート。ネタバレNG派の方はご注意を! なお公演時間は、第1部が約1時間45分、休憩15分を挟んで第2部が約40分となる。

●息を呑む大活劇はよりシリアス

 本公演は義経と弁慶、最期のシーンからスタートオープニング刀剣男士たちが華麗な歌&ダンスで「刀剣乱舞」を披露したのち、隊長に任命された加州清光は、三条派刀剣男士とともに、阿津賀志山へと出陣することとなる。

 物語の軸となるのは、トライアル公演同様に、義経の守り刀であった今剣と弁慶の薙刀であった岩融。過去に飛び、歴史を捻じ曲げようとする“歴史修正主義者”から正しい歴史を守る使命を背負う刀剣男士ながら、もとの主が討ち死にせずに済む道があると知った今剣は葛藤。「なぜ歴史を変えてはいけないの?」と問いながら、戦いのなかで、己の使命を胸に刻んでいくのだ。

 大筋はトライアル公演と同様ながら、演出や舞台装置などは本公演にあたって進化。大迫力の映像演出はもちろんのこと、1部のミュージカルでは3曲の新曲が加わっている。とくに、クライマックスで歌われる「おぼえている」は圧巻! 今剣の痛切な想いを表現するかのような楽曲に乗せて、刀剣男士vs義経の、息を呑む対決が描かれる。

 大活劇をくり広げる刀剣男士たちは、戦い、ときには歌いながら、刻一刻と形を変える舞台上をパワフルに駆け巡る。三日月宗近ならエレガントに、今剣なら元気いっぱいに……といった、キャラクターらしい殺陣の様式にも注目だろう。加えて特筆すべきは、義経や弁慶、さらには歴史修正主義者を演じるアンサンブルの活躍。魔にとらわれる義経の二面性や主に忠誠を誓い続ける弁慶の葛藤、そして刀剣男士を追い詰める歴史修正主義者不気味さが、物語により一層の深みを与えているように思う。トライアル公演よりもコメディ要素が減り、よりシリアスに振り切っている印象だった。

●新曲3曲! 会場全体で楽しむ演出も

 休憩を挟んでの第2部は、約40分のライブパート審神者の指令で現代へとやってきた刀剣男士たちが、会場の“主様”たちのためにダンスや歌を披露する。

 ここではトライアル公演で好評を博した「mistake」や「漢道」のほか、全員による「描いていた未来へ」、小狐丸、石切丸、岩融、今剣による「えおえおあ」、三日月宗近による「Endless Night」が新曲として加わっている。「えおえおあ」は観客も含めて楽しめる楽曲で、曲の途中では刀剣男士たちが振り付けを教えてくれるので、ぜひ覚えて会場全体で楽しもう。関係者やマスコミ向けのゲネプロ公演ながら、一体となって振り付けを踊ったり、大歓声が上がったりと、大盛り上がりのライブパートとなった。

 チケットの完売が相次ぐ人気公演ながら、“2.5次元”化した刀剣男士のきらびやかな雄姿は必見! 6月26日(日)の大千秋楽公演は、全国の映画館ライブ・ビューイングが実施予定(詳細はこちら)。DMM.comではアーカイブ動画の配信も予定されているので、審神者の皆さんはぜひチェックを。

●“ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~”公演概要

◆公演期間・劇場
【東京】2016年5月27日(金)~6月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo
【大阪】2016年6月17日(金)~6月19日(日) 森ノ宮ピロティホール
【京都】2016年6月23日(木)~6月26日(日) 京都劇場
◆原案:『刀剣乱舞-ONLINE-』より(DMMゲームズニトロプラス
◆演出:茅野イサム
◆脚本:御笠ノ忠次
◆振付:本山新之助
◆出演:三日月宗近役・黒羽麻璃央/小狐丸役・北園涼/石切丸役・崎山つばさ/岩融役・佐伯大地/今剣役・大平峻也/加州清光役・佐藤流司武蔵坊弁慶役・田中しげ美/源義経役・荒木健太朗/源頼朝役・奥野正明/藤原泰衡役・加古臨王 ほか
◆主催:ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会ネルケプランニングニトロプラスDMM.comユークリッド・エージェンシー




(C)ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会