海上自衛隊6月29日、一般から募集していた護衛艦「かが」のロゴマークを決定した。

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「かが」のロゴマークは、加賀藩の名産である金箔や加賀友禅をイメージした華やかで日本らしさを強調するデザイン。花は、加賀藩のシンボルである梅を筆頭に、日本を代表する四季の花々(桜、牡丹、桔梗、コスモス)を春夏秋冬の順でレイアウト。蔦は、日本海の波しぶきと加賀を吹き抜ける風を、中央の海鳥はヘリコプターが力強く飛び立つ姿をイメージしている。


ロゴマークは、群馬県在住の大学生がデザインした作品。3月8日から4月8日にかけて546件の応募があり、最終選考に残った3作品から護衛艦「かが」のぎ装員による投票で決定した。


護衛艦「かが」は、海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)で、1番艦の「いずも」と共に海上自衛隊で最大の艦艇。艦名は旧国名の加賀国に由来し、旧海軍の航空母艦「加賀」に続き日本の艦艇としては二代目となっている。昨年8月に命名・進水式が行われ、2017年に就役する予定となっている。



護衛艦「かが」のロゴマーク/出典:海上自衛隊ホームページ