1960~80年代はレコード全盛期時代。

日本人の多くが聴き親しんでいたのは、今思えばまるでおもちゃのような、小さなポータブル・レコード・プレイヤーだった。

しかし現代の目で見てみると、小さなハコにいろいろな機能(ラジオ、カセットからエコーリズム・ボックス、鍵盤まで)を詰め込むことで、デザイン的にも面白く、フォルムだけでも楽しめるような製品も数多くある。

オーディオメーカーだけでなく、電気メーカーはもちろん、おもちゃメーカーや、時には重工業の会社まで、幅広い業種が手がけていた手軽なレコード・プレイヤーには、高度成長期の日本人のさまざまなアイディアやデザイン性が活かされている。

今回のイベントでは、日常の音楽風景を彩っていた、オモシロかわいいプレイヤーが展示される。
高円寺・円盤の田口史人氏による解説とともに紹介される。

◆展示数
約100点を展示

◆日時
2016年07月30日(土) ~ 2016年08月28日(日)
09:00 ~ 20:00
休館日 無休

◆関連プログラム
・出張円盤レコード寄席
・ASUNA+田口史人パフォーマンス
「100 Keyboards + 100 Portable Record Players」
詳細はHPにて確認

※展示中のプレイヤーを使用して関連イベントを開催するため、
7 月31 日・8 月13・14 日は、展示数が少なくなります。ご了承ください。

◆場所
生活工房ギャラリー


(2016年6月25日時点の情報)

写真:高見知香