TOSHI-LOW(BRAHMAN)、加藤ひさしTHE COLLECTORS)、キヨサク(MONGOL800)らによるプロジェクトTHE HUMAN BREATHSが始動。彼らが熊本地震の復興支援チャリティソング「ひとりじゃないよ」を7月27日にレコチョクにて配信リリースする。

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THE HUMAN BREATHSは、2012年9月にチャリティCD「Two Shot」を発表した箭内、亀田、キヨサク、Mummy-D(RHYMESTER)によるTHE HUMAN BEATSに続く“兄弟的”な位置付けのプロジェクトとなる。「ひとりじゃないよ」の作詞作曲は箭内道彦、編曲およびプロデュースは亀田誠治が担当。楽曲のレコーディングには河村“カースケ”智康、佐橋佳幸、斎藤有太が参加している。ジャケットイラストは大塚いちおが描き下ろし、アートディレクションを箭内が務めた。

なお楽曲の全収益は、熊本地震の被災地で支援活動を続ける特定非営利活動法人「幡ヶ谷再生大学復興再生部」に寄付される。

TOSHI-LOW コメント

“日本三大かたちの変なボーカル”に、すごい優しい曲っていう、俺にあんまり合わない曲を無理矢理歌わされたわけですが、
結果3人の声が合わさるとすごくいい感じで不思議な曲だなあと...。
今回の収益は、自分がやっているNPO「幡ヶ谷再生大学復興再生部」に寄付されます。熊本にも足を運んで現地の状況も見ている中で、一円も無駄なく使わせていただこうと、改めて思います。こうやって実現できるのは、信頼できる亀田誠治がいて、箭内道彦がいて、エンジニアの渡辺省二郎がいて、そして信頼できるボーカルがいるから。 疑う力ではなくて信頼する力をどんどん広げ、新しいものを作るという意味で、歌にはまだ力が残されています。この歌を通じて信頼する力が、次の世代や、福島や熊本以外の地域にも広がればと思います。

加藤ひさし コメント

本当に人って助け合いです。日本だけじゃなくて、世界中に助け合いが必要。今はインターネットで世界と繋がれるけど、人の温かさや助け合いのこころも届けていきたいですね。そんなきっかけとなる一曲になればと思って、参加させていただきました

キヨサク コメント

また1つみんなで歌える歌が増えました。牧歌のように素朴で叙情的な詩。故郷、古里って言葉より「地元」って言葉が何となくしっくりきます。こそばゆい所に惜しげもなく優しい言葉をかけてくれる「Two shot」の兄弟みたいな歌。良い意味でクセしかない素敵な歌い手の、心を込めた歌の呼吸と鼓動が響きますように。

箭内道彦 コメント

ひとりじゃないよ」は、「Two Shot」にある「やさしくなって強くなって長生きをしたい 君がつらい時は今度は僕が助けに行くよ」から続く歌。2011年の福島に「I love you & I need you ふくしま / 勝手に熊本版」を届けてくれた熊本への思いもここにあります。THE HUMAN BEATSとTHE HUMAN BREATHS、“鼓動”と“呼吸”の兄弟。

亀田誠治 コメント

箭内さんから今回の話をいただいたとき、「Two Shot」から4年経ったいま、また新たなミュージシャンたちの絆で、メッセージを伝えていくことができるのは、すごくいいことだなと思って「絶対やらせて!」と、すぐに引き受けました。今回の「ひとりじゃないよ」は、「Two Shot」と同じバンドメンバーでレコーディングしました。ギターやドラム、ベース、ピアノ、全てに思いが込められていて、とても温かい演奏になっていると思います。

THE HUMAN BREATHSレコーディングの様子。