神奈川大学の学生2名が、世界遺産であるドイツの「ケルン大聖堂」に落書きをし、大学側が現地で謝罪を行っていたことがわかった。


神奈川大学では、海外研修の一環として6月30日に「ケルン大聖堂」を訪問。その際、学生2名が名前と日付をペンで書き入れ、「ケルン大聖堂にもいって580?の階段のぼって絶景も眺めて名前刻んできた〜!!(笑)」とTwitterに投稿した。この投稿がきっかけで学生による落書きが判明、7月7日に副学長と学生がケルン大聖堂を訪問し、謝罪した。学生の投稿やTwitterアカウントは既に削除されている。


神奈川大学は、この件について学長名で文書を公開。「ケルン大聖堂の関係者の皆様はもとより、長い歴史の中でケルン大聖堂を愛し尊敬してきたドイツ国民、世界の皆様に心からお詫び申し上げます」と謝罪した。今後は、「大聖堂の歴史的建造物としての修復事業への可能な限りの協力・支援に努め」るとともに、「ケルン大聖堂の関係者をはじめ国内外から講師を招聘して、『ケルン大聖堂の歴史と伝統』や『文化財の保存及び修復』についての教育を行って参ります」としている。

ケルン大聖堂