90年代を代表するバラエティ番組といえば「進め!電波少年」でしょう。日本テレビ系で日曜の夜に放送されており、アポ無しロケで、政治家や大手企業などにおしかけるさまが話題となりました。

電波少年の世界版

その電波少年の世界版としてはじまったのが「電波少年インターナショナル」です。1994年から放送がはじまり、改編期や年末年始などにスペシャル版として放送されました。電波少年の放送時間は東京だと日曜の夜10時半という少し深い時間でしたが、この特別版は夕方の6時半から9時までといった2時間半の特別番組でした。

名物出演者

この「電波少年インターナショナル」は、松本明子松村邦洋という電波少年のレギュラー出演者ばかりではなく、多くのお笑い芸人が出演したことでも知られました。有名どころではキャイーンが挑戦した世界の国でダジャレシリーズでしょう。天野ひろゆきとウド鈴木の2人が、別々の国から国境を目指し、日本の古典的ギャグを披露するものです。栄えある第一回目は、ドイツオランダ国境で披露された「この帽子ドイツんだ、オランダ」でした。

そのほかの出演者は?

さらに山崎邦正の男を磨く旅シリーズもよく知られています。関東芸人の出演が多かった電波少年の中では珍しい関西芸人でした。「ガキの使い」のモリマンとの対決などでヘタレキャラが定着している山崎邦正ですが、この番組では吸血コウモリや、スペインの牛追い祭りなどで活躍しています。さらに出川哲朗は、昼間のロケが終わったあと、革ジャンを羽織り現地のゲイクラブに潜入し避妊具を配るという過激なロケもこなしました。

女性陣も活躍

電波少年インターナショナル」で活躍したのは男性陣ばかりではありません。女性出演者でも、松本明子がタイで地雷除去に挑戦したり、元アイドルのはねだえりかが、男の敵をスリッパで成敗するなど過酷な企画にチャレンジしていました。

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