Berryz工房の楽曲「Because happiness」と℃-uteの楽曲「幸せの途中」にトリックが隠されていたことが、これら2曲の作詞・作曲を手がけたつんく♂のオフィシャルブログで明らかになった。

「Because happiness」は2月22日に発売されたBerryz工房のアルバム「愛のアルバム(8)」の収録曲で、ビートの効いたアッパーなダンスチューンに仕上がっている。もう一方の「幸せの途中」は、2月8日リリースの℃-uteの最新アルバム「第七章『美しくってごめんね』」に収められたピアノバラードつんく♂がこれらの曲に仕込んだトリックは「同時再生すると新しい1曲が完成する」というもので、2曲を合体させると各曲のボーカルがからみ合って新たなメロディが生まれる。

つんく♂はこのトリックについて「両アルバム発売後に誰か気づくかな?って思ってましたが、そんな気配もなかったので、夏のハロー!プロジェクトのコンサートで発表しよう」と考えていたが、4月15日頃から仕掛けに気づいたファンの間で騒がれ始めたことを受けて急遽、種明かしが行われた。

これら2曲についてつんく♂は「本来はもっとバラバラにしても面白いかなって思ったりしてたんですが、結局は2パターンで1曲に仕上がるようにしました」「イメージは戦隊もののロボットのように、それぞれ一体でも戦えるし、特長があるけど、合体すると違う形に見えて、そして威力もが倍増する。そういったイメージですね」とコメント。なお今回の発表を受けて、ハロー!プロジェクト モベキマスのYouTube公式チャンネルでは「Because happiness」「幸せの途中」それぞれのオリジナル音源と、2曲を同時再生した合体バージョンが公開されている。

Berryz工房のアルバム「愛のアルバム(8)」通常盤ジャケット