現代のカローラは、セダンのアクシオとステーションワゴンのフィールダーという2つのラインナップとなっています。ところが、どれがいいか迷ってしまうほど、色々なボディがあったのがカローラなのです。

過去にはボディバリエーションの拡大が進み、中でも3代目がもっとも多い車型を持っていました。

3代目をトータルすると、メインのセダンでも4ドアだけでなく2ドアがありました。

このほか2ドアハードトップ、2ドアクーペ、リフトバック、ステーションワゴン、ライトバン(2/4ドア)がラインナップされていのたのです。

インパネデザインについても、セダンステーションワゴン(ライトバン含む)と、クーペ、ハードトップ、リフトバックの2種類のデザインが設定されていたのです。

当時はとにかく個性豊かに、ライバルより選べることが重要だったようです。

現在も過去も、コストダウンは必須でしょうが、今よりも人件費が低かった当時、部品の種類が多くなっても人海戦術でクリアしていたからかも知れません。

しかし、そのおかげで個性的な時代が築き上げられていったともいえるでしょう。

(文:カローラせんせい/小林敦志)

同じ車名で5つのボディ! 3代目カローラは超ワイドバリエーション【Corolla Stories 18/50】(http://clicccar.com/2016/09/28/402831/)