ドラえもん』の骨川スネ夫役などで知られる肝付兼太さんの訃報を受け、親交のあった声優仲間やアニメ関係者から、別れを惜しむ声が続々と寄せられている。


肝付さんが、芸名の名付け親であり師匠と仰いでいる山口勝平は、「師匠。おつかれさまでした。覚悟はしてても、思いがけないさよならだったから今でも信じられないけれど、今日までホントにありがとうございました」「そしてまた来世で一緒に、芝居やりましょう」と感謝の気持ちを綴った。


それいけ!アンパンマン』で一緒に仕事をしたばかりだというかないみかは、「『みかはいつも優しいなぁ?』と笑顔で言ってくれていました」と振り返り、「悲しい事が続きます。心よりご冥福をお祈り致します」と田中一成さんの訃報からわずか2週間ほどの悲しい知らせを悼んだ。同じく『それいけ!アンパンマン』で共演している長沢美樹も、「いつも優しくてラブリーでお芝居が最高に素敵な、神様みたいな大先輩。良く席が隣で、いつも沢山お話して下さって。ずっと大好きです。心より御冥福をお祈りいたします」と偲んだ。


古川登志夫は、「謹んで哀悼の意を表します。初めてお会いしたのはドカベンでした……」と追悼。現場で顔を会わせていたという緒方恵美は、「素晴らしい先輩でした。個人的には、特にラジオドラ『「銀河鉄道999ニッポン放送)』と劇場版『ドラえもん(太陽王伝説)』が…中でも太陽王のアフレコ終了後にかけて頂いたお言葉は、一生忘れません!」と振り返った。


また、『ドラえもん』の公式サイトと川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムの公式Twitterもそれぞれ、「多くの子どもたちに夢と希望を届けて下さった肝付兼太さんのご冥福を心からお祈りいたします」と追悼コメントを発表した。


画像は『ドラえもん』の公式サイト スクリーンショット