2016年12月3日/4日にアメリカで開催されたイベントPlayStation Experience 2016に,Giant Sparrowが開発中アドベンチャーゲームフィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」(原題:What Remains of Edith Finch)のプレイアブルデモが出展されていた。

 本作は,エディス・フィンチという女性が主人公で,不可解な死を遂げたり失踪をしたりしたフィンチ一族の人々の「追憶」を体験し,自分が一族最後の1人になった謎を探るという,一人称視点のアドベンチャーゲームだ。
 本作のクリエイティブディレクターであるIan Dallas氏によれば,ゲームを制作する際のアイデアは日本の影響を受けているという。「雨月物語」(上田秋成)や「怪談」(小泉八雲)といった古典作品や,安部公房の小説「砂の女」,新藤兼人監督・脚本の映画「藪の中の黒猫」,伊藤潤二氏の漫画「うずまき」などに影響を受けた部分があるという(関連記事)。


 本作は,2015年に開催されたPlayStation Experience 2015にも出展されていたが,今回はそのときとは異なるシナリオ内容になっていた。
 主人公エディスは,アメリカワシントン州の静かな森の中に佇むフィンチ家の屋敷内で,一族の人間達が住んでいた部屋に入り,それぞれの死の断片に触れていく,というスタイルゲームは進行する。今回のデモでは「カルヴィン」という少年にスポットが当てられており,時代背景は1960年代といったところ。


 ネタバレを避けるため詳細は割愛するが,カルヴィンの視点でプレイし,いなくなってしまった双子の兄弟を探して屋敷を探索するというもので,2015年のPSXで体験できた少女「モリー」の不気味シナリオとは異なり,オーソドックスなスタイルアドベンチャーという印象だ。
 ちなみに,本作で描かれるシナリオでは,少年少女だけでなく老若男女さまざまな人物が描かれるとのことだった。

 不気味な雰囲気で謎に満ちた本作の全貌がどのようなものなのか,非常に気になるところ。今回PSX2016で公開されたムービーを見ると,リリース時期が2017年春に延期されてしまったようだが,発売を楽しみに待ちたい。

リンク「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」公式サイト

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関連タイトル
PS4 フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと

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ジャパニーズホラーに影響を受けたアメリカ産アドベンチャーゲーム「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」の最新バージョンがPSX 2016で公開