映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)の監督J・J・エイブラムスがプロデュースしていたSFスリラー『Good Particle(原題)』が、2008年の『クローバーフィールド/HAKAISHA』シリーズの新作であることが明らかになった。米パラマウント・ピクチャーズが発表したという。

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 Varietyによると、『Good Particle(原題)』は当初2017年2月24日全米公開予定だったが、今回、タイトルを『2017 Cloverfield Movie』と改め、公開予定日が2017年10月27日に変更になったことが発表されたとのことだ。エイブラムスパラマウント・ピクチャーズは2012年頃から同作を進めてきたが、今回の発表により『クローバーフィールド』シリーズの1作であることが判明した。

 『Good Particle(原題)』として撮影が進められていた仮題『2017 Cloverfield Movie』は、近未来が舞台。宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士のグループが衝撃的な発見をして、命を懸けたサバイバルを強いられるというストーリー。日本劇場未公開の2014年作品『トラブルメーカー』で長編映画監督デビューを果たした注目のジュリアス・オナーがメガホンを取り、6月から撮影が始まったとのことだ。脚本は映画『22ジャンプストリート』(未・15)のオーレン・ウジエルと、映画『スター・トレック BEYOND』(16)のダグ・ユングが執筆した。

 キャストには、デヴィッド・オイェロウォやググ・ンバータ=ロー、チャン・ツィイー、ダニエル・ブリュールなど、そうそうたる俳優陣が名を連ねる。

 エイブラムスは2016年に、SFパニック映画クローバーフィールド/HAKAISHA』に関連するSFサスペンス『10 クローバーフィールド・レーン』をプロデュースしている。同作は交通事故から目覚めると、見ず知らずの男性2人と地下シェルターに閉じ込まれていた若い女性が遭遇する恐怖と驚愕の事実を描く。

『クローバーフィールド』シリーズの新作が2017年10月に全米公開(※映画クローバーフィールド/HAKAISHA』のば面写真)(C) AFLO