'94~'02年に放送された、テレビ朝日の伝説の深夜番組「トゥナイト2」が、ことしのクリスマス・12月25日(日)の夜にCSテレ朝チャンネル2にて14年ぶりによみがえることが分かった。時代を経ても色あせない、今こそ振り返りたいあの人気企画をレギュラー出演者たちと共に、再び堪能しよう。

【写真を見る】過激なリポートが大きな話題を呼んだ「トゥナイト2」当時の映像!

気になるクリスマスの日に放送するのは「カントクの真面目な社会学 ラブホテル~ある愛のかたち~」という人気企画。

'96年ごろから始まった、人類の愛の巣「ラブホテル」を探求した企画。その歴史から内装・構造の秘密、ラブホテルの仕事密着、ラブホテル事件簿などさまざまな角度から、その謎をひもといてきた。

中でもラブホテルでの男女の秘め事を自撮りする「ある愛のかたち」シリーズは、一世をふうびした。山本晋也監督自ら、その場で交渉し、恋人たちがその愛のありようを自ら表現する場を与え、大きな注目を集めた。

今回は、当時の出演者たちをスタジオに迎え、「ある愛のかたち」シリーズと、この人気企画ができるまでをご紹介する。

今回の収録に際し、久々に集結したレギュラー4人が「トゥナイト」への熱い思いを語ったオフィシャルインタビューを紹介。

山本:当時の映像を見ていると、一生懸命やっていたって感じがするんだよね。その思いは今も変わらないんだけど。視聴者が支持してくれていたからなのかな。町歩いていてもみんな“監督!”って声かけてくれたしね。

石川次郎:本当に監督と乱ちゃんの取材力は驚くものがあったよね。

乱一世:今ってお笑いの方とか女の子がレポートをつとめる事がほとんどだと思うから、僕や監督が当時やっていた男のレポーターって今思うと希少な存在だったのかな。

高尾晶子:今、いろんなニュースを見ていて、トゥナイトだったらどういう切り口で取材するのかな?って思います。トゥナイトのフィルターでまた取材したいなあ。

石川:またやってみたいよね。今でいう性的マイノリティーの事とか、当時よく扱っていたよね。

乱: この番組を見て、どうやって飛び込めばいいか今まで分からなかったけれど、思い切って自分の思う道に飛び込む事ができましたってお礼を言われた事があります。この番組が踏切

板の役割を果たしてくれたって。

山本:それとさ、こういうアーカイブものってなかなか再放送にあたって許可を取るのが難しいものだけれど、結構皆さん快諾してくださったんだって。みんなトゥナイトを好きでいてくれたんだなって。これはうれしいよね。

高尾:またぜひ新しいトゥナイトやりましょうよ!

乱 :レポーターは55歳以上とか60歳以上限定でね(笑)。

「甦るトゥナイト2」が12月25日(金)にCSテレ朝チャンネル2にて放送決定!