環境省が推奨する暖房の設定温度は20℃らしい。……いやいや、それって寒くない？筆者は寒がりなので23～25℃ぐらいにしてしまうのだが。世の中の人たちは20℃ぐらいに設定して過ごしているのか？
疑問を感じたので「教えて！goo」に投稿されている「エアコンの暖房何度？」というQ＆Aに注目してみた。質問者さんは筆者と同じように、暖房の設定温度を25℃にしているそうだが、お母さんに「20℃に設定しろ」と怒られてしまうらしい。やはり25℃では高すぎるのだろうか？寄せられた回答を見てみると……。
■設定温度18℃の方が続出
寒がりの筆者には信じられない結果だが、20℃以下に設定している人が少なくなかった。
「私の場合自分の部屋が少し小さめなので乾燥をさけて18～20度ぐらいです」（rinnchanさん）
「うちでは、20度にしています」（garigarihoneo1234さん）
「私が使っているのはエアコンではなくファンヒーターですが、設定温度は18～20ですね」（ali_yukiさん）
「18度です。ちなみに大阪市内在住木造家屋です」（born1960さん）
住んでいる場所が暖かい地域であればこの設定温度でも寒くないのかもしれない。しかしborn1960さんは大阪市在住とのことで、特別暖かい地域ではないだろう。それでも18℃に設定しているとは……。体質的に暑がりだったりするのだろうか？
■もう少し高温に設定しています
しかし、もう少し高めの温度に設定している方ももちろんいる。
「自分は暖房を使わずに石油ストーブを使っているのですが、たまたま灯油がないときはエアコンを使います。その時の温度はだいたい22度くらいです」（井上サブイチロウさん）
「23度ですが、部屋の端っこのほうはエアコンの効果が届かず15度ぐらいにしか上がりません」（1pakuさん）
「あまり寒くない日は22～24℃に設定しています。 寒い日は25～26℃に設定しています」（Saturn5さん）
「冬場に関しては一般的には25度程度に設定している人が多いと思います」（sunchild12さん）
このように、25℃ぐらいに設定している人も少なくないようで、個人的にはホッとした。
■設定温度を低くしても温かく過ごすには
ちなみに「25℃に設定しているとお母さんに怒られる」という質問者さんに対して、
「加湿してみる事をお勧めします。部屋の湿度を60％程度にすれば、乾燥時よりも体感温度が数度アップすると言われています」（sunchild12さん）
「暖気は天井付近に溜まりやすく、足元は寒くなりがちです。部屋のすみにも冷気が溜まりやすいので扇風機をサーキュレーター代わりにして室内の空気を攪拌してやると、同じ設定温度でも冷感はかなり軽減されますよ」（ali_yukiさん）
「私は、22度の設定で寒いと思った時は半纏（はんてん）を着ます」（躑躅さん）
といったアドバイスも寄せられている。質問者さんだけでなく、電気代や乾燥が気になる方は試してみてはいかがだろうか。
下は18℃から上は26℃まで、様々な回答が見られた。あなたは暖房を何度に設定しているだろうか？
渡辺結花（Watanabe Yuka）
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