アニメ「けものフレンズ」(テレビ東京系)が人気のなか、ウォーカープラスでは、本作品の公式ホームページで2017年2月20日時点で掲載されている登場キャラクターの“元ネタ”動物を見ることができる動物園・水族館を調査した。関東・東京都内を中心とした調査だが、一部の動物たちは全国の多くの動物園・水族館で見られるため、聖地巡礼の際には要チェックだ。

モッフモフの体と大きな耳、キュートな目が可愛すぎるフェネック

サーバル(CV.尾崎由佳)

本作の看板娘ならぬ看板動物であり、フェネックアライグマとともに“どうぶつビスケッツ”の一員であるサーバル東京都では多摩動物公園アフリカ園コーナーと、羽村市羽村市動物公園で見ることができる。多摩動物公園では既にファンが詰めかけているとSNSで話題に。羽村市動物公園は規模は大きくないゆえ、穴場となっている。

フェネック(CV.本宮佳奈)

アニメではアライグマと行動をともにすることの多い、大きな耳が特徴的なフェネックは、砂漠出身のイヌ科・キツネ属の動物だ。東京では吉祥寺の井の頭自然文化園入り口から少し入ったところにあるフェネック舎で見かけることができる。

アライグマ(CV.小野早稀)

フェネックから“アライさん”のあだ名で呼ばれるアライグマは、現実の動物園ではおなじみの存在だ。先に挙げた井の頭自然文化園のほか、埼玉県東武動物公園でも見かけることができる。ちなみに、手を洗う動作は実際にエサを洗うのではなく、手探りで水の中の獲物を探す仕草なのだそうだ。

コウテイペンギン(CV.根本流風)

本作で主題歌・挿入歌を担う“PPP”の一員でもあるコウテイペンギンは、最大体長が130cmにもなる現代に生息するペンギンのなかでは世界最大。日本では、トップクラスのペンギン飼育実績を誇る和歌山県アドベンチャーワールドと、愛知県名古屋港水族館でしかお目にかかることができない。特にアドベンチャーワールドは、世界でも珍しいコウテイペンギンの繁殖事例があり、ペンギン好きには必見だ。

ジェンツーペンギン(CV.田村響華)

人懐こく、飼育事例が多いジェンツーペンギンは、東京のエプソンアクアパーク品川、千葉の鴨川シーワールド、神奈川八景島シーパラダイスをはじめ、全国の水族館で見ることができる。

フンボルトペンギン(CV.築田行子)

小型で飼育がしやすいことから、ジェンツーペンギンと同じく全国各地の水族館で見ることができるフンボルトペンギン。関東では神奈川新江ノ島水族館や、東京の葛西臨海水族園などで出会うことができる。

イワトビペンギン(CV.相羽あいな)

頭の飾り羽が特徴的なイワトビペンギンは、関東では東京の葛西臨海水族園と、神奈川京急油壺マリンパークで飼育されている。暑さに弱いため、葛西臨海水族園では、夏季の公開を行っていないとのこと。時期に気をつけて見に行きたい。

ロイヤルペンギン(CV.佐々木未来)

南極に住み、イワトビペンギンのような飾り羽が特徴のロイヤルペンギンは、残念ながら日本では飼育がされていない。近縁種のマカロニペンギンは千葉の鴨川シーワールドや神奈川八景島シーパラダイスをはじめとした、全国の水族館で飼育されている。

アニメでは、ここで挙げた以外にも多数の動物たちがジャパリパークを騒がせている。本作のような、場所ではなくキャラクターモデルを探す形の聖地巡礼が、新たなおでかけや週末の楽しみ方として定着する日も近いかもしれない。【ウォーカープラス編集部】

ヤマネコの仲間のサーバル。動物園では、馬肉、鶏頭などがエサなのだそう