3月4日に地上波初放送された映画「アナと雪の女王」(フジテレビ系)の最後、エンディングシーンで、本来スタッフロールと共に流れる歌手・May J.による「Let It Go」がほぼカットされていたことに同情の声が広がっている。

この日、“地上波初、ノーカット放送”を謳う形で放送された「アナと雪の女王」は、本編はノーカットで進行したものの、エンディングシーンはスタッフロールではなく、今回の放送に合わせた企画「みんなで歌おう! Let's sing together! Let it go!」に差し替えられた。その名の通り、「Let it go!」を歌う子供たちを中心としたみんなの投稿動画を組み合わせて、地上波初放送の最後を盛り上げるという内容だ。

そして、そこで流れていた「Let It Go」は、本来、エンディングで流れるMay J.版ではなく、挿入曲として流れる松たか子版。「みんなで歌おう!」終了後、CMを挟んでわずか20秒間だけスタッフロールが早回しで放送されたが、May J.版がかかったのはこの20秒間だけだった。

もともと映画の地上波放送はスタッフロールがカットされる場合も多いため、そうした扱いになっても不思議ではないが、今回は“ノーカット”を強調して盛んに事前告知が行われていたため、視聴者の間からは不満の声も上がっているようだ。

Twitterなどネットでは「May Jの歌流してやれや」「エンドソングまで含めて作品なんだからMay J.可哀想だなぁ」「せっかくノーカットって言うなら最後はMay J.バージョン流して欲しかった。。。」「公式エンディングのMay J.さん涙目」「これはMay J.怒っていいだろ」「May J.もビックリですよこれは」「May J.版嫌いな人もいるけど、みんなで歌おうよりは全然いいんじゃない?」「May Jの扱い雑すぎwww」「May J.さんがんばれ!!」などの声で溢れている。