ハロー!プロジェクトから2月22日にデビューしたアイドルグループ・つばきファクトリー。デビューを記念して、彼女たちのロングインタビューをお届けします!

【写真を見る】リーダー・山岸理子(やまぎし・りこ)=’98年11月24日生まれ、千葉県出身。「舞台に何回か出演させていただいたのですが、テレビドラマや映画なんかにも挑戦したい!」

■ 最初に、つばきファクトリーが結成された時の感想を教えてください。

山岸理子:つばきファクトリーが結成されたと時、私は約3年間、ハロー!プロジェクトの研修生として活動していました。当時は研修生の同期や後輩が、こぶしファクトリーとかでデビューしていって不安な気持ちでいっぱいでした。なので、つばきファクトリーに選ばれた時はホッとした気持ちが大きかったですね。でも、最初は実感がわかなくて信じられませんでした

岸本ゆめの:私もこぶしファクトリーに研修生の同期が選ばれたりしていて、とても悔しい思いをしました。なので、選ばれた時は率直にうれしかった!

小片リサ:こぶしファクトリーが結成されて4カ月も経っていなかったので、こんなにすぐ新ユニットが誕生するとは思っていなかったので衝撃的でしたね

谷本安美:私は研修生の期間が短かったので、選ばれた時は何が起きているのかわかりませんでした。でも6人で活動をスタートして、少しずつ実感が湧いてきました

■ では、結成後、最初はどんなことを目標にしましたか?

新沼:こぶしファクトリーと名前が似ていたので、まずは彼女たちに負けないぞ!って」

岸本:こぶしファクトリーには、研修生の先輩がいっぱい在籍しているんですけど、グループになったからには先輩にも負けたくない!

浅倉樹々:私はつばきファクトリーのメンバーにも負けたくない!って、思いました。歌やダンスだけじゃなく、全ての面でやるからには一番になるって誓ったんです

山岸:フレッシュさとか明るさは、新ユニットなのでいっぱい出していきたいなって。でも一年くらいは、暗いとか静かって、ファンやスタッフさんに言われつづけていました。こぶしファクトリーが賑やかでガツガツしているグループだったので、よく比べられていましたしね

こぶしファクトリーは結成から約半年でメジャーデビュー。しかし、つばきファクトリーは、デビューまで約2年近くを要してしまいました。メジャーデビューが決まらない中、どんな気持ちで活動していたのでしょうか?

小片:こぶしファクトリーと同じくらいのイメージでデビューできると、勝手に思っていたんですよ。半年くらい経った時に、そろそろかな?って。でも、そんなことなかったです。笑」

新沼:さすがに結成から一年経った時は、これから私たちはどうなっちゃうんだろうって……って心配になり、メンバー同士で話し合ったりしました

岸本:不安も話あっていたのですが、だんだんとメジャーデビューをするためには、自分たちは何が足りないんだろう?っていう、前向きな話し合いになっていました。それで、もっとガツガツ行かないと!とか、個性を出していこう!って

小片:私たちって、ステージ上ではおとなしくなっちゃんですよね

山岸:ステージ上でもメンバーの個性をしっかりとアピールして、メジャーデビューを目指そう!と、みんなで決めたんです

■ そんな時に新メンバーの発表がありました。最初に、この話しを聞いたときに、どうでしたか?

新沼:いずれは新メンバーが入るかもとは漠然と考えていたのですが、メジャーデビュー前だとは思っていませんでした。コメントを取るからってメンバーが集められて、突然、新メンバーが入るって言われたんです

岸本:メンバーもライバルという気持ちで活動していたので、曲の歌割りだったりで、ライバルが増えるなと焦りましたね

浅倉:私は、このままどうなっていくんだろう?って考えた時、新メンバーが入るかも知れないなって。6人と新メンバーが刺激しあって、グループに良い相乗効果が生まれるんじゃないかな?ってプラスに捉えられたんです

谷本:私も、これからつばき何かありそうだな!って思えました

岸本:メジャーデビューを目指していくための増員と聞かされたので、もっと頑張ろうってなりましたね

■ 新メンバーとして加入した3人は、研修生として『つばきファクトリー』の活動を観ていたと思いますが、どういった印象を持っていました?

小野田紗栞:浅倉樹々ちゃんが研修生の同期なんですけど、グループの一員としてステージに立っているのがうらやましいなって、ずっと思っていました

小野瑞歩:つばきファクトリーが初めてパフォーマンスをしたコンサートが、私のハロプロ研修生としての初ステージだったんです。なので、私も早くユニットにはいって活動したいなって

秋山眞緒:私はおとなしいイメージがありました。でも、入ってみたら、意外とにぎやかでビックリしました

■ ほかに、実際加入してみて感じたことはありますか?

小野:研修生として活動するのとグループで活動するのは全然違うので、歌とかダンスを揃えるのが大変だなって。あと、私たちは新しく加入したので、先輩メンバーのスキルに早く追いつかないといけないなって

小野田:私も研修生時代より、歌とかダンスのパフォーマンス力をあげていかないとダメだなと感じました

■ 9人の新体制となって、どこに一番の変化を感じましたか?

岸本:私自身、そんなに感じてないのですが、ファンの方やスタッフさんからは“明るくなったね!”って言われるようになりましたね

新沼:でも実際、明るくなったんじゃないかな?

山岸:楽屋がさらににぎやかになりました。岸本ゆめのちゃんと秋山眞緒ちゃんが大阪出身なので、関西弁で会話してて楽しい感じです

岸本:普通やな(笑)

浅倉:岸本ゆめのちゃんはモノマネをするのが上手で、ひとりでやってます。メイク道具に入っているブラシとかで、モノボケとかもしてくるんですよ」

山岸:面白くないんです…

谷本:私は笑いのツボが浅いので、すぐに笑っちゃう

岸本:9割くらいが、面白くないと思います(苦笑)

小片:いや、1割も面白くないよ!

岸本:こうやって前から楽屋はうるさかったんですが、ステージに立つと、それが出せなかったんですよ…

新沼:6人の時はコメント撮りでも自分たちから喋れなかったよね。でも9人になったら、もっと自分から前に出ていかなきゃいけない!という気持ちが芽生えてきたんです。それでしゃべれるようになったのかなって

■ では、デビュー曲のことをお聞きしてよろしいでしょうか?

山岸:「初恋サンライズ」は、最初からテンポのいいメロディーの中に、急にしっとりしたセリフが入るのがポイントです。曲調がいいので、ライブではファンの方と一緒に盛り上がりたいです。Just Try!は、歌もダンスもパキパキしていて、サビのフリつけが真似しやすい。一緒に踊ってくれたらうれしいですね

小片:「Just Try!」は、とにかくやって見よう!みたいな、前向きなフレーズがいっぱいです!

山岸:うるわしのカメリアは、今回の3曲の中で一番女の子らしい曲調です。歌詞も昭和や大正時代に使われていたような言葉が入っていたりしています! 読み方も現代では使わないような言葉がいっぱい使われていますので、歌詞にも注目して欲しいですね

岸本:曲の最初が蓄音機から流れているような音になっているので、大正、昭和な雰囲気を感じて欲しいです

■ 最後に、デビューして最初の目標を教えてください!

メンバー:新人にしか穫れない賞を目指します!

山岸:こぶしファクトリーだけじゃなく、ほかのハロー!プロジェクトのグループもライバルです。以前、アンジュルムの和田さんが、打倒!モーニング娘。さんって言っていましたが、つばきファクトリーもそのくらいの気持ちです!」

小片:今年のつばきファクトリーの目標が、アイドル界の主役になるなので、ハロー!プロジェクトだけじゃなく、ほかのアイドルグループにも負けないように一番を目指していきます!

――ありがとうございました!

(上段左より)小片リサ、小野田紗栞、浅倉樹々、秋山眞緒、小野瑞歩、(下段左から)岸本ゆめの、山岸理子、新沼希空、谷本安美