女性が思っている以上に、男性のハートはデリケートなもの。ふとした言動で彼のプライドや心を傷つけてしまう…なんてことも、実は日常茶飯事です。傷つけていることに気付かないまま、ズケズケとした物言いを続けていると、大切な人が遠ざかっていくことも…。ここでは、男性が傷つきがちな女子の言動「たちつてと」をご紹介します。


■た:「たいしたことないね」

「話題になっていたお店に行きたいと言っていた彼女をサプライズで連れて行った。混んでいて、味もすげーうまいわけじゃなかったけど、店から出た後に彼女が“たいしたことなかったね”って言ってたのが傷ついた。彼女のために連れていったのにな…」(20代/学生)
いつでも「すごい!」と褒められたい男性にとって、「たいしたことないよね」という言葉は地味に傷つきます。彼自身のことに対していうのはもちろん、彼の提案したことや、彼が連れて行ってくれたお店に言うのであっても傷ついてしまうのです。彼女をお店に連れて行くことは、男性にとっては「自分の手柄」。そのため、お店に対しての発言であっても傷ついてしまいます。「たいしたことなかったね」はできるだけ控えるようにしましょう。


■ち:「ちがうでしょ」

「俺より頭がいい彼女。何かにつけて“いやいや、それは違うでしょ”とか“間違ってるから”って言ってくるのが正直しんどい。たしかに彼女は正しいかもしれないけど…グサッとくる」(20代/製造)
真実がどうであれ、彼の発言に対してやみくもに「ちがうでしょ」と否定をするのは考えものです。正しさがすべてではありません。彼があなたに話したいと思った話題やテーマに対して、「ちがうでしょ」という切りかえりだけですべてを否定してしまうのはやめましょう。自分の考え方と違うときは「そういう捉え方もあるんだね、気付かなかった!」と伝えるのがベターです。


■つ:「つまんない」

「一緒にいく旅行のスケジュールを綿密に立てていたら、彼女がふと“そんなに細かく決めるの、つまんない。行き当たりばったりのが楽しいじゃん”って…。結構一生懸命考えていたから傷ついた」(20代/公務員)
真面目な男性ほど、言わると傷つくのが「つまんない」という評価です。男性は女性以上に、野心や冒険心がある男性のことをかっこいいと思っています。そのため、「つまらない」というのは、男としての魅力がないと言われているのと同じことになってしまうのです。彼が提案したものに「つまらない」と答えるのは控えましょう。


■て:「適当でいいよ」

「ふたりの記念日デート。ふたりで有給をもらって何をしようか考えていたけど、彼女に“えー、久しぶりにふたりで休めるんだし、適当でよくない?”って言われてショック。結局、何もしないまま1日が終わった」(20代/不動産)
一生懸命考えたり計画したりしていることに対して「適当でいいよ」と言われたら、女性だって悲しい気持ちになるはず。ズボラな性格だとデートスポットや、これからの決めごとなどに、「適当でいいんじゃない?」なんて言いたくなりますが、そこはぐっとこらえましょう。


■と:「遠いから無理」

「同棲を初めて3年。デートはいつも家。どこか出かけようって提案しても、“遠いからやだ~”って。俺の気持ちを尊重してくれることが少なくなって、愛されてないのかなって傷ついた」(20代/IT) 
彼が計画をしたことに対して「遠い」という理由だけで反対するのもNGです。「遠い」と言われてしまっては、彼としても覆すのは難しいもの。距離はどうにもなりません。面倒でもたまには遠出して思い出をつくりましょう。


おわりに

女性からすれば「え!こんなことで!?」とびっくりするくらい些細な言動で傷ついてしまう男性たち。知らぬ間に彼を傷つけている…なんてことがないよう、日頃から言動には気をつけたいものです。(小林リズム/ライター)
(ハウコレ編集部)

ダメージでかっ!男子が傷つく悪魔ワード「たちつてと」