仮面ライダーシリーズ史上初めて、ドクター(=医師)である主人公が仮面ライダーに変身することでも話題を呼んでいる「仮面ライダーエグゼイド」(毎週日曜朝8:00-8:30テレビ朝日系)で、ヒロイン・松田るか演じるポッピーピポパポ仮面ライダーへ変身することが分かった。

【写真を見る】前代未聞! ヒロインが自分専用の変身アイテムで仮面ライダーに変身!?

これまでの仮面ライダーのテレビシリーズでヒロイン(クレジットで筆頭にくる女性キャスト)が仮面ライダーに変身した例は、「仮面ライダーキバ」(2008年1月~2009年1月)での麻生恵(柳沢なな)の仮面ライダーイクサへの変身があったが、このときは変身アイテムが彼女専用のものでなく、仮面ライダーイクサには、恵以外でメインの変身者がいた。

しかし、ポッピーピポパポは“自分専用の変身アイテム”を使い、ヒロイン専用の仮面ライダー、その名も仮面ライダーポッピーに変身するという。テレビシリーズのヒロインが、専用の変身アイテムで仮面ライダーに変身するのは、これがシリーズ史上初めてのことだ。

主人公の宝生永夢(飯島寛騎)が研修医として勤務する聖都大学附属病院の看護師仮野明日那という仮の姿で、仮面ライダーに変身する医師たちの戦いを支えてきたポッピーピポパポ

彼らの敵は人類の命をも奪うゲーム病を発症させるバグスターウイルスだが、実はポッピーピポパポも「ドレミファビート」というゲームから生まれたバグスター

もともとは人間と敵対するキャラクターでありながら、永夢ら人間サイドバグスターと戦っていた。そのポッピーピポパポがどういう経緯で仮面ライダーポッピーに変身するのか…。意外なストーリー展開も見どころとなっている。

どんな変身アイテムを使い、どのようなポーズで仮面ライダーに変身するのか。ポッピーピポパポ役の松田の演技にも注目だ。新たなヒロイン像を体現することになるポッピーピポパポの変身は、4月9日(日)の第26話で初登場する。

松田るかコメント】

最初に「変身」のお話をいただいた時は「とうとう来たか…!」という感じでした(笑)。永夢たちと一緒に戦いたいとずっと言っていましたし、パラド仮面ライダーになれると知ったあたりから、ポッピーももしかして…?と考えていたので夢がかなった気分です。それと同時に、女の子も憧れるような仮面ライダーになろう!と思いました。

仮面ライダーポッピーを初めて見たときは「髪の毛そのままじゃん!」と思いました(笑)。仮面ライダーといえば、男らしい、カッコいいデザインをイメージしていたので、ハートやリボンをちりばめた女の子らしい仮面ライダーもアリなんだ、と。

変身ポーズはアクション監督の宮崎剛さんと考えました。大まかな動きは宮崎さんが用意してくださったもの、細かい動きは私が決めました。ただ、初変身の日にその場で決めた感じになってしまったので、家に帰っての復習もきちんとやりました。

変身の日は現場に私しかキャストがいなかったので、翌日の現場で飯島(寛騎)君、瀬戸(利樹)君、松本(享恭)君を呼んで変身ポーズを見てもらいました(笑)。今思うと、ちゃんと私の変身を見てくれた3人って優しいなーと思いました(笑)。

最初はエグゼイドたちの敵役として仮面ライダーポッピーに変身するので、優しい普段のポッピーピポパポと、敵で仮面ライダーのポッピー、この2つの違いを楽しんでいただけたらうれしいです! 

私が使う「ときめきクライシスガシャット」はポッピーの声が入っているので、そこにもぜひ注目してほしいですね。

ポッピーピポパポ(松田るか)が仮面ライダーに!