ベルギー出身の若きDJ/プロデューサーロスト・フリクエンシーズは繊細な筆使いで高揚感を生み出すことを得意としている。2016年アルバム『レス・イズ・モア』(“少ない方が良い”という意味)は、そのタイトル通りチルアウトな楽曲が揃った美しいコレクションで、派手で大音量でなくても聴いてもらえるというテーマが貫かれている。彼がブレイクするきっかけとなったヒット曲「ホワット・イズ・ラヴ 2016」も、1993年ヒットしたハッダウェイのアゲアゲなダンスナンバーを印象的なバラードとして蘇らせている。

 とは言え、“モア・イズ・モア”の場合もあることは確かで、ダンスフロアではハードビートが要求されることがある。アフロジャックとRavitezによるロスト・フリクエンシーズの「オール・オア・ナッシングfeat. Axel Ehnstrom」のリミックスはその要求に見事に答えている。原曲が持つフレッシュなデリケートさを損なわず、ビートをよりハードに、ドロップをよりヘヴィに、全体的に華やかさをプラスした解釈となっている。

 アフロジャックとRavitezによる「オール・オア・ナッシングfeat. Axel Ehnstrom」のリミックス2017年4月28日(現地時間)に正式にリリースされるが、米ビルボードダンス独占で先行公開されている。


◎「オール・オア・ナッシングfeat. Axel Ehnstromリミックス
https://youtu.be/c6hTqGrnsIw

アフロジャック、ロスト・フリクエンシーズ「オール・オア・ナッシング」のリミックスを公開