ユヴェントス副会長を務めるパヴェル・ネドヴェド氏が、ナポリに所属しているスロヴァキア代表MFマレク・ハムシクについてテレビの『Digi Sport』でコメント。5日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ネドヴェド氏は「我々は約2年前にナポリと交渉をし、ハムシク獲得で合意していた。しかし、彼(ハムシク)はナポリのキャプテンであり、ファンのアイドルである。そういうことも影響したのか、我々のところへ来ることを拒みました。彼はナポリでキャリアを終えるになるのだろう」と約2年前にユヴェントス移籍でクラブ間合意に達していたことを明かした。

 続けて「彼はナポリの中で(ディエゴマラドーナのように扱われることになることは理解できる。しかし、もし彼がここ(ユヴェントス)に来ていたならば、我々と一緒にスクデットとバロンドールを獲得するチャンスがあったと思うよ。しかし、彼の決断は尊重されなければならないね」とユヴェントスに加入していたならば、バロンドール獲得の可能性もあったのではないかと語った。

ナポリのハムシクについて語ったネドヴェド [写真]=Getty Images