東京・西武渋谷店で、2011年1月25日から開催されていた「SHIBU Culture~デパート deサブカル」。「サブカルチャー」と呼ばれるアートを展示していたこのイベントが、6日までの開催期間を繰り上げて、突然中止になっていたことがわかった。同店の販売促進部によると、中止の理由は「百貨店にふさわしくない作品があるという意見が、お客様から寄せられたため」としている。

 このイベントには、若手の漫画家イラストレーターら25人が参加し、少女を描いた絵画やフィギュアなど約100点のアート作品が展示されていた。しかし、西武渋谷店・販売促進部の田中さんによると「お客様から、『(アート作品が)百貨店にふさわしくない』というご意見を、メールを通じて頂いた」という。

 一部のツイッターユーザーからは、東京都青少年健全育成条例の影響による中止ではないか、という憶測も出ているが、それについては「全く無い」と否定していた。

 具体的にどのような展示が、どうふさわしくなかったかという点は、「お客様からの具体的な指定は無かった」ということで明らかにはしなかったが、「意見は多数あったのではなく数件。しかし、1件でも意見が寄せられれば、百貨店として対応を検討する」とし、「見る方によっては不快に感じるものもあるかもしれない」ということで、今回の中止に至ったという。

【関連サイト】
『SHIBU Culture ~デパート de サブカル~』 終了のお知らせ 西武渋谷店

丹羽一臣

【関連記事】
「有料イベント」をネットで無料配信。トークライブハウス「ロフト」が目指すもの
ヴェルサイユ宮殿の景観を壊すと批判された現代美術家・村上隆「『世界遺産の中で訳の分からないことをやる』というトライアルだった」
ボカロPがスクウェア楽曲をアレンジ! 「クロノ」等収録された「More SQ」への参加が決定!