ブラジル、リオデジャネイロでは整形手術が人気だが、この度犬や猫に対する整形手術を禁じる法律が承認された。ペットに対する整形手術の例としては、尻尾を切ることや猫の爪を取り除くこと、また犬の耳の形を整えることなどが挙げられる。海外メディアSBSが報じた。

【関連】ビックリするほど仲良し!“ラブラブ”わんことにゃんこ<フォトギャラリー>

 今回の法律と関連する動きとしては昨年7月、ブラジルの獣医学における国民会議は公式文書で、動物に対する整形を違法とすること、またそのような処置を行った獣医の免許を剥奪することを強く要求する決議を発表。さらに、この1月にサンパウロ州では、薬品を除く化粧品の動物実験を禁止されている。

 なお昨年10月には、サンパウロ州のサン・ロケにある研究所で動物の権利保護団体が抗議行動を行い薬物実験に用いられる予定だった200匹のビーグル犬を解放するに至った。解放された犬たちの毛は短く刈り込まれており、うち1匹は液体窒素で凍らされたためすでに死亡していた。また数匹は体の一部を切断されていたという。

ブラジル・リオデジャネイロ、ペットの整形手術禁止へ(画像はイメージ) ※海外メディア「YahooLifestyle」のスクリーンショット