おなじみのお絵描きアイテム“クレヨン”。そんな“クレヨン”がVRになって登場します。今年創業71年目を迎える文具メーカー、ぺんてる株式会社の新製品発表会が2017年7月6日~7日に開催。今年のテーマは“モノから体験へ”。体験を重視した製品の開発され、さまざまな製品が展示されていました。発表会の様子を動画とともにご紹介します。

“くれよん”のVR登場!ぺんてるRAKUGAKI VR』体験(Pentel RAKUGAKI VR)
https://youtu.be/WIIsIgLOvMM

ぺんてる『RAKUGAKI VR』体験

ぺんてるの開発中のアプリ『RAKUGAKI VR』。スマートフォンアプリやVRコンテンツの制作を手掛ける株式会社アルファコードと共同で、ヘッドマウントディスプレイと液晶モニターを用いたVRコンテンツシステム『RAKUGAKI VR』の開発を行い、展示会場ではβ版が公開。

会場で筆者も少し遊ばせていただきましたが、描いて遊ぶのではなく“クレヨン”でそのまま遊ぶ、といったもの。右手のコントローラーを操作すると、クレヨンをつかんだりクレヨンのサイズを変更したりクレヨンの数を増やしたりできます。

クレヨンを“ボボボッ”と出現させたり、サイズを巨大にさせたり……と自在に扱う様子は、まるでクレヨンを扱う能力者にでもなったかのよう! 左手のコントローラーでは、出現させたクレヨンを叩いて落とすことができます。本格提供時期は年内を予定。

大人向け水彩パステル『ヴィスタ―ジュ』

なめらかな発色で厚塗りができるオイルパステルとみず筆で鮮やかな色を広げる水彩の2通りができる水彩パステル。大人の趣味って、長続きするかわからないので、たくさんのグッズがたまってしまうことってありますよね。水彩パステルヴィスタ―ジュ』は単色で購入できるので、何色か+水筆をそろえてみて使ってみてから様子をみれるのがうれしい。ちょっとしたスケッチ旅行にもぴったり。発売は7月21日から。

水彩パステルヴィスタ―ジュ』を実演(YouTube)
https://youtu.be/ZDoYgHrQWPM

イベント用キット『RAKUGAKI』体験シリーズ

RAKUGAKI Cafe & Bar』の運営の経験を生かして、画材を使っての表現を楽しめる立体型キャンバスを用いたイベント企画の運営支援もはじめるそう。立体型キャンバスは家の形をした『RAKUGAKI HOUSE(ラクガキハウス)』、電車の形をした『RAKUGAKI TRAIN(ラクガキトレイン)』、本の形をした『RAKUGAKI BOOK(ラクガキブック)』の3シリーズを展開し、ぺんてるが設営から企画支援までサポートする仕組み。

それぞれの箱はペロッと用紙をはがすことができるようになっており、キャンバスを新しくすることができるのだとか。

いかがでしたか?

VRに水彩パステルなど続々と登場した体験型文具。『RAKUGAKI VR』は、将来的には友達同士で一緒に遊べるような構想もあるそうなので発売が楽しみですね。

Pentel
http://www.pentel.co.jp/