タカラトミーとギンビスが主催する「アニア×たべっ子どうぶつ どうぶつお絵かきコンテスト」が、神宮前ギャラリーで展覧会「たべっ子アニア展」を開催。初日となる8月25日(金)、一般開場に先がけた内覧会に編集部は足を運んだ。

【写真を見る】Twitter企業アカウントの“中の人”がリアルに集結!

このコンテストは、動物、恐竜、水生生物など生きものの絵・イラストを描いてグランプリを決めるというもの。一般参加部門とともに企業・団体Twitterアカウントの“中の人”部門が設けられており、夏になると各社が競うようにお絵かきをアップすることで毎年話題を呼んでいる。今回は、一般参加部門と中の人部門の作品約50点以上をパネル展示するという本格的な展覧会だ。

会場に入ると、額縁で飾られたグランプリ受賞作がお出迎え。子どもの元気いっぱいなお絵かきや大人部門のこだわりの一枚、そして“中の人”たちによる独創的な作品を、過去の入賞作品も含めて楽しむことができる。

内覧会にはタカラトミー(@takaratomytoys)、ギンビス(@GINBIS_PR)、本コンテストでギンビス賞を受賞したぺんてるのぺぺ(@pentel_pepe)、ルル(@pentel_lulu)、4人の公式Twitterアカウント“中の人”が登場。数万人のフォロワーを持つアカウントが一堂に会した。

受賞作について、「ヒアリはいねがぁ~」を描いたぺぺさんは「ヒアリが話題になっていたので、日本国民の不安を和らげようという思いでアリクイを描きました。モンスターにはモンスターということで、『シン・ゴジラ』に登場する“蒲田くん”をイメージしました」とのこと。後になって「アリクイヒアリを食べない」と指摘を受けたエピソードも明かした。

黒い紙に描かれた「クリオネ」の制作者ルルさんは「他の参加者の方々はきっと白い紙に描いてくるだろうと思い、黒い紙は少しでも目立つかなと、黒板のチョークアート風の作品にしました」とコメント。両作品ともにぺんてるから発売されたばかりの水彩絵の具ヴィスタージュ」で描かれており、ルルさんは「黒い紙にも描けるんだと反響もありました。皆さんもぜひ!」と製品をプッシュするしたたかな姿勢も忘れなかった。

今後の展望について、ギンビスの“中の人”は「お絵かきには、親と子両方が楽しめる魅力があると思います。今後も続けていきたいです」とコメント。タカラトミーの“中の人”は「東京では行けないけれど地方なら、というご要望をいただいています。本展の盛り上がり次第ではぜひとも」全国行脚への期待をにじませた。

会場内にはお絵かきスペースがあり、ぺんてるの画材を使って自由に描くこともできる。また、作品の写真撮影は自由。SNSへのアップが推奨されているのもこのコンテストならではだ。渾身の力作そろいの展覧会にぜひ足を運んでみて!【ウォーカープラス編集部/国分洋平】

自作をアピールするタカラトミー公式Twitterアカウントの中の人