ドイツブンデスリーガ2部のデュッセルドルフは30日、アウクスブルクからMF宇佐美貴史を期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 宇佐美はクラブ公式HPを通じて「フォルトゥナへの移籍が成立したことをとても嬉しく思います。ホッフェンハイムの一員としてこのエスプリ・アリーナでフォルトゥナと対戦したことをよく覚えていますが、素晴らしいファンとスタジアムについて、強い印象を持っています。それらもこの移籍を決断した要因の1つです。新しいチームに入り、そして再びピッチに立てることを楽しみにしています」とコメントを発表。

 デュッセルドルフを率いるフリートヘルム・フンケル監督は「宇佐美貴史は秀でた技術を持っており、そして素晴らしいドリブラーでもある。また、25歳という若さで、すでに日本とドイツで200試合以上に出場している経験を持っている。ただし、継続的な出場に慣れるまでに、少し時間を与えていくことが必要だ」とコメントしている。

 昨シーズン、ガンバ大阪からアウクスブルクへ移籍した宇佐美だったが、11試合0得点と結果を残せず。今シーズンはいまだ出場機会がなかった。

デュッセルドルフへの期待付き移籍が決定した宇佐美貴史 [写真]=Getty Images