東京駅から新函館北斗駅まで走る北海道新幹線は、津軽海峡を渡って北海道を走る「夢の新幹線」として、多くの人たちに期待されている路線だ。始点から終点まで乗り続ける客は多いとは言えないかもしれないが、それでも希望ある新幹線なのは間違いない。

新函館北斗駅の周辺に何もない
そんな北海道新幹線の終点、新函館北斗駅に行った人たちの多くが驚きを隠せずにいる。なぜなら、新函館北斗駅の周辺に何もないからだ。観光地として有名な函館の駅はここから数キロ離れており、北海道新幹線でそのまま行くことはできない。ローカル線に乗り換えなくてはならないのだ。








函館山がくっきりと見える
それゆえ「函館駅まで新幹線を走らせてほしかった」と不満の声が出ているのも事実だが、「新函館北斗駅のまわりに何もなさすぎる」という声も出ているのである。実際に行けばわかるが、駅の周囲は畑のみ。何もない。何かを探すことが難しい。はるか遠くにそびえる函館山がくっきりと見えるほど何もない

何もないのも価値
しかしながら、旅行マニアの一人は「何もないからいいんじゃあないか」と話す。数十年後には北海道新幹線の終点が札幌駅まで延び、新函館北斗駅の周囲も発展してくる。今の何もない状況を見られるのは、むしろ貴重なのだという。そう考えれば、何もないのも価値と言えるかもしれない。

もっと詳しく読む: 北海道新幹線の終点・新函館北斗駅の周辺に何もなさすぎる件(Photrip フォトリップ) http://photrip-guide.com/2017/09/06/shinkansen-hakodate-hokuto/