「IruCa」エリア(ことでん)と、広島県の「PASPY」エリアに、2018年春から、交通系ICカード全国相互利用サービスが導入されます。

サービス開始は2018年春を予定

JR西日本高松琴平電気鉄道ことでん)、広島電鉄広島高速交通広島県バス協会は2017年9月28日(木)、ICカード「IruCa」「PASPY」それぞれのエリアに、交通系ICカード全国相互利用サービスを導入すると発表しました。

2018年春から、「Suica」「TOICA」など全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが、両エリアでも利用できるようになる予定です。詳細は次のとおり。

「IruCa」エリア

・新たに利用できるようになる交通系ICカード
Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA
・利用できる線区
ことでん琴平線長尾線志度線
・利用できるサービス
駅改札機にタッチすることによる運賃支払い

現在「IruCa」で利用できるバス、電子マネー端末での利用はできません。また「IruCa」はほかのエリアでは利用できません。

PASPY」エリア

・新たに利用できるようになる交通系ICカード
Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca(マナカ)」「TOICA」「PiTaPa」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」(「ICOCA」はすでに利用可)
・利用できる線区
広島電鉄電車全線や広島高速交通全線、広島県内の路線バスなど
・利用できるサービス
駅改札機や車内カードリーダーにタッチすることによる運賃支払い

PASPY」はほかのエリアでは利用できません。

JR西日本など4社と広島県バス協会は「交通系ICカードをご利用されるお客様の利便性を大きく向上させるサービスに、どうぞご期待ください」としています。

JR西日本のICカード「ICOCA」のイメージ。「PASPY」エリアではすでに利用可能。「IruCa」エリアは2018年春から利用可能になる予定(画像:JR西日本)。