左足第五中足骨の亀裂骨折で手術を行った柴崎、スペインメディアもその動向を注視

 

 ヘタフェは2日、左足第五中足骨の亀裂骨折で戦線から離脱していた日本代表MF柴崎岳の手術が無事に終了したと公式サイトで伝えた。復帰の時期は不透明だが、スペイン紙「AS」は「彼は11月下旬か12月初旬までプレーしない」と報じている。

 

 柴崎は16日のリーガ第4節バルセロナ戦(1-2)に先発し、前半39分に味方が空中戦で競り合ったボールが高く浮き上がったところに走り込み、タイミングを合わせて左足を振り切ったダイレクトボレー。バルサドイツ代表GKマルクアンドレ・テア・シュテーゲンの頭上を打ち破った衝撃ゴラッソは、リーガ公式「スーパーゴール集」動画に選出されるほど強烈なインパクトを残した。

 

 同記事でも「日本のミッドフィールダーは、バルセロナ戦で怪我をするまで誰もが認める先発選手だった」と触れている。しかし、バルセロナ戦の後半途中に足を痛がる素振りを見せ、そのまま途中交代。クラブのアンヘルトーレス会長は「バルサのある選手に踏まれた」と発言し、波紋を呼んでいた。

 

 バルセロナ戦の衝撃ボレーで「GAKU」の名はスペインのみならず、世界中に広まったなか、クラブが手術成功を伝えると多くのメディアが反応。同記事では、比較的軽症と見られていた負傷が手術を要するものだったとしつつ、「彼は11月下旬か12月初旬までプレーしない」と言及した。

 

 バルセロナ戦から2カ月以上戦線離脱すると見られている柴崎だが、その動向をスペインメディアも注視しているようだ。

 

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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