10月5日に放送された『あなたのお悩み解決します!お坊さんによる説法ワークショップ』では、全国のお坊さんに質問や悩み相談ができるQ&Aサイトhasunoha(ハスノハ)』でご活躍されているご住職の井上広法(いのうえこうぼう)さん、丹下覚元(たんげかくげん)さんにゲストとしてお越しいただきました。

 テレビバラエティなど様々なメディアで活躍されている井上さんと、ユーモアある回答でSNSでは「いいね!」に相当する「有り難し」をサイト内で一番多く獲得している丹下さん。生徒役のコジマ店員さん、ドグマ風見さん、湯毛さん、そして来場者の悩みをガチ解決していただきました。

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hasunoha』ってどんなもの?

ドグマ風見
 『hasunoha』のご説明を井上様からお願いいたします。

井上:
 『hasunoha』とは、我々お坊さんが仏教の知恵を借りて、みなさんの悩み相談にお答えするウェブ上のサービスになります。回答するお坊さんは、性別、年齢、お住い、宗派も超えて全国に200名いらっしゃいます。

ドグマ風見
 宗派も超えて集まっているなんて素晴らしいですね。

井上:
 質問は「髪の毛がなくてもシャンプーで洗いますか?」という気軽なものから、人生を問うような質問まで様々です。

井上:
 質問に心打たれた場合には、Facebookの「いいね!」のかわりに我々は「有り難し」というボタンを使っています。

ドグマ風見
 親指を立てたマークじゃなくて、蓮の葉のマークなんですね(笑)

井上:
 そうなんです。「有り難し」なんですが、「ありがとう」の語源で元は仏教用語なんですね。

ドグマ風見
 なるほど

井上:
 サイトの運営や回答してくれたお坊さんに「お気持ち」としてお布施を振り込んでいただくこともできます。生臭いと思うかもしれませんが、お布施は額を決めず、強制せず、その方の気持ちが動いたときに「お気持ち」を頂ければ結構です。この制度は経済的に持続可能なモデル案として、我々仏教から世の中に提案するために実装したという意味合いもあります。

ドグマ風見
 定額制の多い世の中ですからね(笑)

井上:
 ぜひ『hasunoha』を検索して、皆様の悩みを投げかけていただけたらと思います。

気軽に駆け込みOK! 「お寺はみなさんのお友達、第三の家族と思って欲しいです」

ドグマ風見
 お坊さんって普段どんなお仕事されているんですか。

丹下:
 一般的にはお寺はお葬式や法事しかやってないと思われてしまっているんですが、お寺は大医王と呼ばれるお釈迦様を原典にしていますので、病院が体を治すとしたら寺院は心のお医者さんだと思っていただければありがたいです。現代は心療内科に行かれる方も多いと思いますが、駆け込み寺のように悩みをお持ちいただいて心のお医者さんとしてお答えしております。

ドグマ風見
 それをウェブで行っているのが『hasunoha』なんですね。

丹下:
 お寺は敷居が高いと思われているんですが、いつでもお越しいただいて大丈夫なところが多いので是非お越しください。

湯毛:
 そんなに気軽に行っても大丈夫なんですか。

丹下:
 最近は、『Pokémon GO』をやりにお寺に見える方がいらっしゃいますね(笑)。結構おじさんがいらっしゃって、1時間ぐらいやっていかれますね。

ドグマ風見
 最近は中年の方がよくやってるって聞きますね(笑)

丹下:
 うちの寺はポケモンジムに指定されてるみたいですね。お寺に来てポケモンを「めっけもん」するなら、お寺でなにか良いものを見つけてくれたら良いんですけどね(笑)。10分でも良いので、座禅やお経など、お寺の行事に参加して「レアポケモン」ならぬ「人生においての宝」を見つけてほしいですね(笑)

コジマ店員
 『hasunoha』はお寺の中でやってるんですか。

井上:
 お寺にあるパソコンからやっています。ちなみに僕はMacです。スティーブ・ジョブズがよく座禅をする人だったので、それにちなんでいます。

コジマ店員
 そもそもなんですが、『hasunoha』をはじめたきっかけってなんだったんですか。

井上:
 東日本大震災をきっかけに、日本中が悩み始めたと感じたんです。「これからの人生どうなるんだろう」とか、漠然とした先行きが見えない不安感に包まれたんじゃないかと。ところが、それに寄り添えるパートナーがいないと思ったんです。例えば心療内科、心理士は圧倒的に数が足りないんですが、お寺は全国にコンビニの1.5倍、つまり7万5000件もあるんです。

 昔からお寺は地域の相談所だったんですが、今は敷居が高いとか、風景にしか見えないと思われていたりして、機能不全になっています。だから、インターネットでそういう場を設けようと思って、『hasunoha』が生まれたんです。

丹下:
 お寺はみなさんのお友達、第三の家族と思って欲しいです。見た目で引かれることが多いんですけれど(笑)、こちらの気持ちとしてはどこにでも行くし、誰とでもお友達になれる存在だと思っています。

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