基本、男子は女子にかわいくお願いされたら「もー、しょうがないなー」なんて言いつつ心の中はホクホクです。甘えられる、頼られるのが好きなんですね。でも、ものによっては、「それを頼むのかよいっ!」と完全にカチンときてしまうんだとか。
そこで今回は、10〜20代男子に「女子から頼まれるのはノーセンキューなもの」について聞いてみました。


1.車出して

「好きな子のために、善意でドライブに連れて行ってあげるのは最高の気分だけど、逆に、相手から『どこどこ行きたいんだけど、車出してー』とか言われたら、相当好きな人&かわいい頼み方じゃない限り、ブチ切れそう」(銀行/24才)
これは不評でした。怖いのは、運転好きな男子でもこれはダメってところ。
「あの男子、車運転するの好きって言ってたしなー」と思っても、「自分のためだけ」に彼をタクシー扱いするのはいけません。


2.ごちそう

「まさか自分から、『えっ、ここごちそうしてくれるんじゃないの? そのつもりで来たのに……』なんて言う人に人生で会うことになるとはね、びっくり」(広告/25才)
運転にしろ、ごちそうにしろ、こういう「負担系」は、男子が女子のために進んでやるっていう構図があってはじめて意味のあるもの。
王子様演出なんですよね。だからこそ、女子からお願いしちゃってる時点で成り立ちえないんです。


3.ガチの恋愛相談

「恋愛に発展する可能性が全くない女子による恋愛相談ほど堪え難いものはないよ。ヒマだし、どうでもよくて大変」(専門学生/18才)
男子が喜んで受ける恋愛相談は、「と言いつつ俺が好きパターン」か、せめて、「と言いつつ俺の恋愛相談も一緒に聞いてくれるパターン」のどちらかだけ。純粋な、あなたが他の男子への気持ちをひたすら語るコーナーではNG。
その男子と友達でもダメですよ。男子は、女子の恋心が理解できないので、聞いてて全然共感できないから、つまんないのです。


4.「理解してよ!」

「彼女による、『私のこともっとわかってよ』発言。なんか、すごい偉そうで、腹が立つ。すごくね? だって、『さあ、私という人間を、もっとよく理解してみなさい。ただし、ヒントは与えないぞ』って、真顔で言えるそのナルシズムがおそろしい」(時計店/25才)
これは、言い方ですよね。丸投げするのは確かによくない。
普通に、「今回私は、これこれこうだから嫌だったの。わかってほしい」って伝えれば、男子は「なるほど。次から気をつけまっす」と素直に思ってくれますが、「全部自分で考えろや!」なんて言っても相手を不貞腐れさせるだけですね。わかんないから今の状況になってるんだし。
やはり、男女は価値観違うから、わかってもらうよりも教える方が早くて楽ですよ……。


おわりに

まあ、今回の4つも、かわいくお願いすれば、ほとんどの場合には全く問題ないとは思うんです。実際は。いけないのは、えばりんぼ風に、「やって当然だろ!」っぽく言ってしまうこと。

「私のためだなー、これ。彼にとっては実際は負担だよなー」と思うお願いをするときには、いつよりも細心の注意を払ってくださいね。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)

女子から「やってよ!」と言われるとイラッととくること