アニメ産業の市場規模が、初めて2兆円を突破したことが日本動画協会の調査でわかった。


日本動画協会は、アニメビジネスの状況の把握と認知の向上を目的に2009年からアニメ産業の調査を実施。TVアニメ、劇場アニメ、ビデオパッケージ、ネット配信、商品化、ライブエンタテイメント、海外展開など9分野の売上をまとめている。「アニメ産業レポート2017」によると、2016年度は、劇場アニメが「君の名は。」などのヒットにより前年比141.1%と大きく伸長。また、海外展開が前年比131.6%、ライブ分野が前年比129.5%、配信と音楽が前年比110%前後の成長となった。


これにより、アニメ産業の市場規模は、前年から約1800億円増の総額2兆9億円に拡大。2009年の調査開始以来、初めて2兆円を超えた。

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