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 希望の党の両院懇談会が10月25日、行われた。出席議員によると「全く祝勝ブームはなかった」との事。

 小池百合子代表へのメディアのバッシングは終わらない。蔓延していた「偉そうだ」「調子に乗っている」という雰囲気が惨敗という形に後押しされ、ますます激しくなった。

 小池百合子代表は もし希望の党の代表を辞任したら政治家としては、ほぼ終わったと言えるだろう。希望の党が野党としての機能を立憲民主党に譲る事になりそうな、現在ではなおさらだ。存在感をなくなったとは言え、希望の党の代表を持する事になるようなら、敗北感がなおさら増す。「惨め」という印象を国民に示してしまう。「もう終わった」というイメージがつく。それだけは避けたい小池代表は、何とか希望の党の代表にしがみついた。が、政界への影響力はほとんど無くなった。

 小池代表のとる策と言えば、時がたち今回の失態の記憶が人々から無くなる(完全には無理だが)のを待つのみ。しばらく、発言を控えざるを得ない。表に出ればメディアの餌食になる。かと言って、目立つのが好きな小池代表が黙ったいる事はあるまい。しばらくは、都民約1300万人の上にそびえたつかのような、新宿・東京都庁に籠城するしか小池百合子代表の復活への道はないのかも知れない。(麻木明)

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