10月27日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)にレスリング女子48kg級の金メダリスト登坂絵莉選手がゲスト出演。2012年の世界選手権で経験した苦い思い出を語った。

【写真を見る】登坂絵莉選手憧れの大先輩・吉田沙保里選手からビデオメッセージが届いた

2013年から2015年までの世界選手権で金メダルを獲得し、2016年のリオ五輪でも金メダルを手にした登坂選手。3年半負けなしという結果を残し“吉田沙保里2世”と呼ばれることも。

2012年、初出場の世界選手権で、試合時間終了時にはポイントで上回っていた登坂。しかしその後のビデオ判定により銀メダルが確定し、涙を飲んだ。

当時を振り返り、登坂は「(負けて)悔しいけど、本当に負けて良かったなって思ってます。あの決勝で勝っていたら『世界ってこんな感じで取れちゃうんだ』って思ってただろうし、大差で負けていたら『世界は強かった』で終わってしまう」。

試合が終わった直後、憧れの先輩吉田沙保里選手に「一緒にチャンピオンになろうね」と言われ、この言葉を胸にリオ五輪へと挑んだ。しかし、吉田選手が決勝で敗れ、いまだかなわない夢となっている。

吉田選手からの「私も一緒に東京五輪に出られる機会があったら、今度は絶対に金メダルを取りましょう」とビデオメッセージが流れ、登坂は「東京五輪で(吉田)沙保里さんと一緒に金メダルを取りたい。もしコーチとして来ることになるのであれば優勝して肩車したい」と笑顔で今後の目標を語った。

次回、11月3日(金)放送予定の「アナザースカイ」には、高嶋ちさ子がゲスト出演。

練習の様子を登坂絵莉選手に尋ねるMCの中条あやみ