2019年に“バルサ復帰”報道、久保の順調な成長ぶりとともに韓国人選手の前例に言及

 

 森保一監督の就任が決まり、東京五輪の世代別日本代表2020年に向けてスタートを切った。そのコアメンバーとしての期待が集まるFW久保建英FC東京U-18)をスポーツ専門テレビ局FOXスポーツアジア版が特集。バルサでの下部組織でプレーし、現在はイタリアに新天地を求めたU-20韓国代表FWイ・スンウらを引き合いに出し、現状をレポートしている。

 

 同局は久保が18歳となる2年後の2019年に“バルサ復帰”を見据えるとの報道が流れたことを紹介。すでに今季ルヴァンカップトップチームデビューを果たしたことにも触れるなど、その成長ぶりが順調であることを記すと同時に、同じ東アジア出身のカンテラーノを比較対象にしている。

 

 過去に韓国人選手でバルサの下部組織「ラ・マシア」に入団したのはMFパク・スンホ、MFチャン・ギョルヒ、そしてイ・スンウの三人だった。そのプレーぶりは「カタルーニャの片隅から発信されるどんなニュースも、飢えた韓国メディアによって取り上げられ、全国的な注目を集めた。人々は三人のうちいずれかがトップチームと契約するのが必至かと見ていた」とも記し、当時の期待度が非常に高かったとしている。

 

 ただ「バルサが誇る最高の育成システムやノウハウによって模範的なプレースタイルを身につけられるかも知れない一方で、若き選手には思慮深さも必要だ」とし、三人がそのままバルサに定着できなかったことにも触れている。

 

 

東京五輪までの1年間が大きな岐路になるか

 

 何より“韓国のメッシ”として一番の期待を受けていたイ・スンウも「13歳でバルサに入団して6年間の貴重な時を過ごしたが、今は19歳となった。彼にはより多くの経験値、そして実戦感覚が必要とされ、バルサではそれが叶わない状況となっていた」と、今夏ベローナへの移籍を決断した経緯を説明している。

 

 記事では「クボは自らの選択肢を深く考えなければならないだろう」と記され、イ・スンウと同じ道を歩む可能性に触れられている。もしバルサ復帰が現実となった時、さらに自らを高めていけるのか。これからの1~2年、そして東京五輪までの1年間は自身のキャリアにとって大きな岐路となりそうだ。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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