世界から遅れている感が否めない日本EVシフト

『週刊プレイボーイ』の対談コラム「帰ってきた! なんかヘンだよね」で、“ホリエモン”こと堀江貴文氏と元「2ちゃんねる管理人ひろゆき氏が案ずる、「日本未来にとってヤバい状況」とは?

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ホリ 掃除機でおなじみの「ダイソン」がEV電気自動車)を開発するらしいね。

ひろ 「メーカー自動車!?」って思うかもしれないですけど、EVってモーターで動かしているわけで、ダイソンみたいなモーター技術を持っている会社は参入するのが容易なんですよね。

ホリ EVアメリカの「テスラ」がかなり先行しているよね。それにヨーロッパ自動車メーカーEVへのシフトが加速しつつある。一方、日本は遅れている感が否めない。

ひろ 今のところ、日本の本格的なEVって、日産の「リーフ」くらいですかね。

ホリ 日本リーダーシップをちゃんと取る経営者がいないんだよ。

ひろ 海外べて投資も集まりにくいし、法律も硬直化していますよね。だって、セグウェイすら実験走行しかできないんですよ。なので、日本人EVを開発するとしても、日本以外でやったほうが効率良さそうな気が。

ホリ もそう思う。わざわざ日本ではやらないよ。

ひろ ドローンもそうでしたけど、日本だけ置いてきぼりって状況がEVでも起きると。

ホリ まあ、日本企業の多くが、ディスラプション(破壊的イノベーション)に対応できなかったってことだね。だってEVはモーターとバッテリーコンピューターで走るし、ドライブバイワイヤだからギアボックスもデフもドライブシャフトもいらなくなるからね。

ひろ ガソリンだとエンジンミッションがキモだったわけですけど、それも変わってきているわけですね。しかもフランスイギリスでは、2040年からガソリンエンジンを売ることが禁止されるみたいですよ。

ホリ 日本の産業を引っっているのは自動車メーカーなわけだけど、大丈夫なのかね、日本は。

ひろ 最近は自動運転も注されていますけど、日本では民間企業実験できるようになったのは、今年になってからくらいじゃないですか。

ホリ だね。

ひろ 新しい技術が生まれても日本だと法律がなかなか変わらないので、日本人が新しいモノを作る技術やアイデアがあったとしても難しいんですよね。

ホリ だから「日本でやるより、海外でやるわ」ってなるよね。

この続き、後編は明日配信予定!

(構成/杉原徳 加藤純平 イラスト/西アズナブル)

堀江貴文(ほりえ・たかふみ)










1972年10月29日生まれ、福岡県出身。旧ライブドア社長SNS株式会社オーナー兼従業員。『やっぱりヘンだよね』(集英社)が好評発売中

西村博之(にしむら・ひろゆき










1976年11月16日生まれ、神奈川県出身。元『2ちゃんねる管理人。近著は『無敵の思考―でもトクする人になれるコスパ最強ルール21』(大和書房)

ホリエモン×ひろゆきが憂う、自動車メーカーの未来 「日本だけ置いてきぼりって状況がEVでも起きる」