(goir/iStock/Thinkstock)

みんなが快適に、楽しく過ごせるように、さりげなく立ち回る――そんな気遣いや気配りのできる人は、多くの人に評価される。

一方で、さりげなさがポイントにも関わらず、「気遣いしている!」をアピールしてしまうタイプも。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,354名を対象に「気遣いアピールする」か、意識調査を実施した。

■若い人はアピールしがち

全体では「よくする」3.5%と「まあまあする」8.5%「たまにする」24.2%で「気遣いアピールしがち」な人は36.1%、「あまりしない」32.2%と「ほとんどしない」31.7%で「気遣いアピールしない」派は63.9%。

男女別では
©sirabee.com

「よくする」「まあまあする」「たまにする」と回答した「気遣いアピールしがち」の割合は、男性が34.3%に対し、女性は37.9%とわずかだが女性が上回る結果に。

さらに「気遣いアピールしがち」な人を性別・年代別に見てみると、
©sirabee.com

20代男女と30代女性は4割超え。

30代男性も39.9%とほぼ4割の数値となっており、若い層ほど「気遣いアピールしちゃう」傾向が出た。

■わかっているけどアピールしちゃう

実際に「ついつい気遣いアピールしてしまう」という人に、話を聞いた。

「本当の気遣いは、アピールしないほうがいいことはわかっているけど、『俺がやったんだよ。どう?』みたいに、言っちゃうんです。

言わないでいれば、もっとカッコイイとは思うけど、自分のやっていることをアピールできないと、評価されないって風潮もあるじゃないですか。だから、どうしても自分から、アピールしてしまう。

ただ、あんまりアピールしすぎると、周りが引き気味になることもあって、そうなると気遣いも逆効果しかないですよね」(20代・男性)

合コンでの“取り分け女子”とか男性に対して気遣いアピールするのは、ちょっといやらしい気がするけど、女同士だと『気にかけてるよ』的なことも含め、気遣いをアピールしないといけない時もあって、つい出ちゃうことはあります。

ただ、同年代とか年下にはいいけど、やっぱり年齢が上の人には逆効果だな…と、思うことがありました。よくしてもらっている取引先の年上女性に、そういうのが出ちゃった際、軽い調子ではありましたが注意されたんです。

『“黙っていても気づいてくれる”って信頼がない――と感じさせるから、辞めたほうがいい。些細なこともアピールせずにいられない、実力のない人じゃないんだから』って言われて、恥ずかしくなりました」(30代・女性)

「気配り」や「気遣い」はポジティブな言葉だが、「アピール」が付くと途端にネガティブな印象になる。

せっかくの気遣いが逆効果にならないよう、アピールは“ほどほど”にしておいたほうがいいみたい…。

・合わせて読みたい→一緒に食べたくない! メニューを選ばせてくれない困った人たち

(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年9月29日2017年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)
言わなきゃいいのに…気遣いアピールしすぎで逆効果になる人たち