「東京モーターショー2017」にてポルシェはアジアプレミアとなる新型「カイエン」を発表しました。ブースにはヒストリックモデルから最新モデルまでを展示しています

新型「カイエン」「パナメーラ」を出展

東京ビッグサイトにて2017年11月5日(日)まで開催中の「東京モーターショー2017」。ポルシェは「Past Present Future」をコンセプトにブースを出展しています。最新モデルはもちろん、貴重なヒストリックモデルも展示。また、アジアプレミアとなる主力SUV、新型「カイエン」などが発表されました。

第3世代にあたる新型「カイエン」は完全な新設計になり、先代モデルに比べ軽量化、かつパワートレインを大幅に刷新したといいます。グレードは「カイエン」「同S」「同ターボ」で、価格は976万円(税込)より、年内の予約受注開始を予定しています。

日本初公開の「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド スポーツツーリスモ」は、同時に予約受注を開始しました。4.0L V型8気筒エンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルで、最高出力は500kW/680PSに達します。約50kmのEV走行も可能。価格は2907万3000円(税込)。

このほかブースには、1948(昭和23)年に誕生したヒストリックモデル「356 Speedster」はじめ、レーシングカーの「911 GT3 カップ」、市販モデルの「911 GT3」や「マカンGTS」などが並びます。

ポルシェは今回の出展ブースについて、「世界最高をめざすスポーツカーメーカーとして『進化と挑戦』をし続けるロードマップを、そしてスポーツカーの過去・現在・未来を、Porsche Intelligent Performanceというテーマで表現します」としています。

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「東京モーターショー2017」ポルシェブースは、東京ビッグサイト東展示棟東4ホールです。


「356 Speedster」は、ポルシェの名を初めて冠したスポーツカー(2017年10月25日、石津祐介撮影)。