今シーズン、創設89年目にしてセリエA初昇格を果たしたベネヴェントだが、ある不名誉な記録に並んだようだ。5日付のイタリアメディアプレミアムスポーツ』が伝えている。

 同日に行われたセリエA第12節で、ベネヴェントユヴェントスと敵地で対戦。19分にイタリア人MFアマト・チチレッティが直接FKで先制点を奪ったものの、後半に2ゴールを許して逆転負けを喫した。6連覇中の絶対王者を相手に健闘したものの、これでシーズン開幕から12連敗。同メディアによると、マンチェスター・Uが87年前に作った欧州主要リーグの開幕連敗記録に並んだという。

 マンチェスター・Uは、1930-31シーズンに開幕12連敗を記録。最終的には、最下位で2部へと降格した。なお、これに続く連敗記録を持つのが、当時、元日本代表MF松井大輔が所属していたグルノーブルである。同クラブリーグ・アンに在籍した2009-10シーズンに開幕11連敗を記録。同じく最下位での2部降格となった。

 トップリーグ初挑戦で苦しいシーズンを過ごすベネヴェント。だが、過去2シーズン連続で昇格を果たすというサクセスストーリーを歩んできた彼らにとって、同じ苦汁を味わったマンチェスター・Uが世界中にファンを持つ強豪クラブへと大変貌を遂げていることは励みになるかもしれない。

 最下位に沈むベネヴェントは次節、17位サッスオーロとホームで対戦する。果たして、セリエAで初の勝ち点獲得、あるいは金星を掴むことができるのか。“プロヴィンチャ”の大挑戦に注目だ。

ユヴェントスに先制するものの逆転負けを喫したベネヴェント[写真]=Getty Images