孤高のアイドルグループとして世の中を席巻している欅坂46(通称:漢字欅)に続き、その後発グループ・けやき坂46(通称:ひらがなけやき)の勢いも止まらない! 冠番組「欅って、書けない?」(テレビ東京)、「KEYABINGO!」(日本テレビ)でバラエティー力を発揮しているほか、単独での全国ツアーを開催するなど活躍の場を広げている。そんな、ひらがなけやきの11人が主演するドラマ「Re:Mind」(テレビ東京ほか)が放送中。洋館に閉じ込められた女子高生たちの身にさまざまなハプニングが降りかかる密室サスペンスだ。

【写真を見る】ひらがなけやきのおっとりマイペースな東村芽依のほんわかSHOT4連発!

webサイト「ザテレビジョン」ではドラマの撮影現場に潜入し、初主演に対する思いや各メンバーの演技について直撃取材を敢行! 最終回の第11回目には、おっとりマイペースで独特の感性を持つ東村芽依が登場。「画面では伝わらないかもしれない小さなところにも見どころがあるんですよ」と教えてくれた。

■ 洋館のセットは少し変わった博物館みたい(笑)

――普段、サスペンスドラマや映画はご覧になりますか?

東村:恋愛映画とかを見る機会の方が多いです。でも、最近になってちょっとスリルがある作品も好きになってきました。昔は、ドラマをあまり見なかったし、映画は子供のころに行った映画館の雰囲気が怖くてしばらく苦手だったんです。暗くて閉め切られた空間で、大きな音がするのが怖くて。だから映画そのものもあんまり好きじゃなかったんですよ。その感覚が一気に変わったのは『アナと雪の女王』('13年)を見てから。割と最近です(笑)。今は映画館も大丈夫だし、ちょっと怖いぐらいの作品も全然OKです。逆にあの暗い映画館でサスペンスとかホラーを見てみたいかもしれません。

――その様子だと、本作の撮影に使われている洋館のセットはかなりお気に入りなのでは?

東村:そうですね。初めて台本を読んだ時は相当怖そうだなって覚悟していたんですけど、実際にセットに入ってみたら、怖いというよりは不思議な感じがしました。私たちの周りにたくさんのものが置いてあってその一つ一つが面白いんですよ。ちょっと変わった博物館みたいで(笑)。興味津々です。クモとか虫のオブジェが置いてあるんですけど、すごくよくできています。もちろん、作り物なんですけど中にはかなり本物っぽいものもあります。カメラの位置とかによっては映らないものもあるかもしれませんね。もったいない(笑)。

■ 普段のハッピーオーラが強い私たちとは違った魅力を楽しんでください

――お話を聞いていると、サスペンスではなくファンタジー作品の現場みたいですね。

東村:ちゃんとサスペンスですよ~。ただあの部屋がちょっと変わっているだけで。そう言えば、私のセリフも少しファンタジーな感じがしますけど。急に「トトトトトトト…」って言い出すので(笑)。犬の名前かな?っていう感じなんですけど、普通なようでちょっと不思議な女の子役かもしれません。みんなそれぞれ個性的な役を演じていますが、全部まとまってサスペンスとして仕上がることを目指しています。ひらがなけやきはパフォーマンスのときに笑顔を心掛けていますし、ハッピーオーラが持ち味だと思っています。その雰囲気とは全然違う私たちを楽しんでもらいたいです。

――それでは最後に、ひと際ハッピーオーラが強い井口眞緒さんの魅力を教えてください!

東村:眞緒ちゃんはとにかくドラマ好きなんです。移動中とかもドラマを見て演技の勉強をしているからすごい!って思っていたんですけど、「勉強のためじゃなくて、ただ単に好きで見てるんだよ」って言ってました。理由はとにかく、私と違ってドラマのことをよく知っているメンバーがいるのは頼もしいです。あと、これも私と違う部分なんですけど、普段から声が大きいところがうらやましいです(笑)。

Profile】ひがしむら・めい●1998年8月23日生まれ。奈良県出身。O型。おとめ座

取材・文=大小田真

ドラマ「Re:Mind」で初主演を務めるけやき坂46のリレートーク企画最終回には、マイペースキャラの東村芽依が登場!